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サウナレポート①『琴弾廻廊』5種類のサウナがある温泉施設

3月29日(金)に人気温泉施設『琴弾廻廊』がリニューアルオープンしました。

昨年からグランピング施設をオープンするなど新規事業に力を入れています。今回はなんと5種類サウナを体験できます。

入館料900円(土日祝の場合。平日は850円)で5種類のサウナを楽しめる施設は日本中探してもここぐらいではないでしょうか。

オープンしてから2週間余り経過していますが、入館者からの評価は上々でした。

どんなサウナなのか早速行ってみます。

ちなみに企業から案件をいただいているわけではないので、ありのままの感想を載せます。


琴弾廻廊とは

まず初めに琴弾廻廊(ことひきかいろう)とは。香川県観音寺市の砂浜『有明浜』の近くにある温泉施設。周辺の観光地は銭形砂絵「寛永通宝」が有名です。

銭形砂絵を見ると金運が上がるといわれており、例年観光客の間でパワースポットとしても人気です。

あとは昔ヒットしたアニメ「結城友奈は勇者である」の舞台が香川県観音寺市ということがあって聖地巡礼をしたいアニメファンがよく銭形砂絵を見にきます。

そのついでに琴弾廻廊に日帰りで入ったり、宿泊するなどで昔から愛されてきた琴弾廻廊です。

観光地という側面だけではなく昔から地元の人にも愛されてきた温泉施設でもあります。

私は観音寺市出身ではないですが、遠くはなかったので、遠方からくる親戚や友人によくこの温泉施設を案内していました。

昔から愛されてきた場所がこの度バージョンアップしました。

新しいサウナ施設一覧

琴弾廻廊には5種類のサウナがあります。

  • Setouchi Lemon Sauna

  • Kama Sauna

  • Tuli Sauna

  • Ship Sauna

  • Ariake sauna

しかし、残念なことに1日でまとめて5種類のサウナに入れるわけではなく、偶数日奇数日にサウナの種類が分かれています。

偶数日がTuli SaunaとAriake sauna。奇数日がSetouchi Lemon Sauna、Kama Sauna、Ship Saunaです。

琴弾廻廊は昔から奇数日と偶数日で温泉やサウナ、内装が異なっていたので、仕方ないと割り切って諦めましょう。

宿泊すれば5種類のサウナを楽しめますので、金銭的に余裕がある方はグランピング施設がおすすめです。

私が行った日は奇数日なので、Setouchi Lemon Sauna、Kama Sauna、Ship Saunaです。機会があれば偶数日の時にも行きたいですね。

サウナレポ(SeSetouchi Lemon Sauna)

Setouchi Lemon Sauna

Setouchi Lemon Saunaはサウナ大国ノルウェーにある『The Well』という大規模スパリゾートを参考に瀬戸内の名産『レモン』の香りを取り入れたサウナです。

このサウナはセルフロウリュができ、暑くしたいときはロウリュして自分で調整可能です。もちろんロウリュをする前に室内にいる人に確認をとってからするのがマナーです。

このサウナの率直な感想としてレモンの香りが正直わかりませんでした。入った瞬間に汗の臭さと言いますか、大衆サウナ独自の香りはしなかったですね。

シトラス系の香りで匂いを消してくれたのなら、とても嬉しいポイント。

もうひとつがセルフロウリュができること。大概の温泉施設は1時間ごとに水蒸気が噴出する自動ロウリュのシステムなので、暑くしたい時にできないというデメリットがありました。

サウナーにはとても嬉しいポイントです。

どのサウナにもいえますが、床がタオルだけでサウナマットが置いていないので、気になる方は持参した方がよさそうですね。


サウナレポ(Ship Sauna)

Ship Sauna

ノルウェーの首都オスロにある『Sukkerbiten, Oslo Badstuforening』というサウナ施設をモチーフにしたサウナ。

そこは人が動くとサウナ室が揺れるという面白い仕組みで、琴弾廻廊にもぜひ取り入れたいということで導入したのがShip Saunaです。

ふたつほどサウナストーンがあり、ひとつ目はセルフロウリュできるサウナストーン。ふたつ目が電力で自動で室内を温めるサウナストーンです。

おそらくふたつ目はロウリュは禁止だと思います。注意書きが貼ってなかったので、わからないですが、かけたら壊れそうな感じでした。

室内はすでに暑い。おそらく体感で100度は超えていると思います。体がヒリヒリしており、正直私が苦手なサウナでした。

しかし、暑すぎるサウナが好きな人は満足できると思います。セルフロウリュでもっと暑くできますので、確認をとってからさらに暑くするのも楽しそう。

サウナレポ(Kama Sauna)

Kura Sauna

最後はKama Sauna。

サウナ研修でその国独自のサウナを見て回った時に日本独自のサウナを作るとしたらと考えたら思いついたのがこのKama Saunaとのことです。

似たようなもので昔から琴弾廻廊には釜風呂がありました。よりバージョンアップしてできたのがKama Saunaです。

正直、釜風呂の生乾きのような匂いが苦手で一回きりでした。

今回はどうでしょうか。

室内は50度とちょうど良い温度で過ごしやすかったです。

防水仕様の畳があったので、寝転んで見ました。

釜風呂独特の生乾きの臭さはなく、リラックスできました。まるで岩盤浴のような感じでした。

でも岩盤浴にしては紙みたいなペラペラの畳なので、寝ると自分の骨盤に当たって痛いですね。

しかも室内が狭いので、寝ると室内の半分のスペースを使ってしまいます。他のお客さんが来たら気を使って結局座った状態になってしまうのが残念なポイント。

誰も来なかったら瞑想をするのに最適です。

私は座禅を組んで瞑想をした方がいいかなと思う。あと瞑想しやすいBGMをかけたらもっと良くなるのになと思いました。

まとめ

色々文句を言ってしまいましたが、全体的に良かったです。

似たようなサウナを5ヶ所作ったのではなく、全種類テイストや温度などが異なるサウナなので、どんな人にも必ず合うサウナを見つけられるのが本当にサウナが好きな人が作ったサウナ施設だなと嬉しくなりました。

館内に貼ってあったサウナの紹介を全部読みましたが、本当に実際に海外でサウナ体験をしたみたいです。

同じ紹介文にサウナ部長のこだわりポイントが各サウナに書いてあったので、それを読む目的で来館してもいいかなとも思いました。

個人的には一番Setouchi Lemon Saunaが好きですね。このサウナに入る目的でリピーターになろうかなと考えています。

後日Ariake SaunaとTuli Saunaの体験レポも書きます。

ではまた


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