気がある?気がない?

“気”とは?

1番”気”がない状態は”死”です。

“気”がある状態も人により違います。

例えば、

生まれた時から病弱な人の気と、

ずっと一度も病気をしない人の気

は、元から量が違う。

バランスを崩すと病気になります。

病気になる前にバランスを崩さないようにすることが漢方の考え方です。

その人に合った気の量のバランスが大切なのです。

なので、漢方では当たり前なのですが、同じ病名でも、人が違えば治療は異なります。

同病異治

整え方は人により違います。

その上で、

“気”は、

腎が持つ 生まれつきの 気

脾胃(食べ物が入る場所)で作る 気

肺(空気を吸ったり吐いたりする場所)で作る 気

があります。

気は、

体を保つ為のパワーです。

重力に抗う。

漏れ出るモノを留めておく。

意識をコントロールする。

身体の外や中の邪と闘う。

温める。

など、生きる為に必要な力です。

身体中の全てのモノに気がなくては保つことが出来ません。

気は、

足りなくなったり、

流れが悪くなったり、

します。

なので、漢方薬を用いて

気を補ったり、

気の流れを調えたり、

します。


しかし、1番良いのは、生活習慣や食事を、

今の、その人に合ったものに変化させ、無理なくバランスをとって行くのが1番良いのです。




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