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無料の価値について考えてみた

どうもこんにちは!
TwitterアカウントDr.K(@drkz21hk)ことキタノ ヒロキです。

この記事はTTTの感想に次いで2021年2つ目の記事です!

今回は「無料」というものの価値について考えてみたのでそれを記事にしました。
そもそもなぜこのようなことを考えたのかというと、2020年はコロナ情勢の影響でリアルセミナーが激減しオンラインセミナーが増え、その中でも無料セミナーがいくつも開催されたことでした。
また、Twitterでも無料で記事や動画のプレゼント等があったりして色々と恩恵を受けたこともその一つです。
あくまで僕の一個人の考え(感想みたいなもの)ですが、よければ最後までお付き合いください。

⒈無料とは

まずは無料という言葉の定義を調べることから始めました。
Wikipediaではこう定義されています。


「無料(むりょう)とは、その財やサービスの提供について、受益者に代価を求めないことである。」
引用=Wikipedia

なかなかなんとでも取れそうな意味合いですが、提供者は受益者に特に何かを求めずに提供することとも解釈できます。
しかし、実際に料金はかからなくてもセミナー参加となると個人情報などの情報は提供者に開示しなければなりません。


今日の状況から考えると個人情報にも価値があるので正確には無料とは言えないのかもしれませんね。なので提供元はどんなところなのかはある程度調べておくことも必要だと考えています。
それでも、本来は有料であるものを料金を払うことなく受講できるのはありがたいことです。
それはなぜか?

どんなものにも時間や労力、材料費などのコストはかかるからです。
次の項からは提供者と受益者それぞれの視点から考えていきたいと思います。


⒉提供者からみる無料

まずは提供する側の視点に立ってみます。
そうしてみてまず思い浮かぶことは、本来ならお金を頂戴できるものを無料で提供することは「損」ではないのか?という疑問です。
おそらく短期的に考えれば損だと思いますが、長期的に考えれば徳になることがあるからできるのではないか。
そこには知ってもらうということ(知名度)が絡んでくるからだと思います。
まずは知ってもらうこと、そうすることで何かの時に選択肢に入る可能性が出てくる。そこにメリットをおいているからこそなのではと考えました。

あとは単純に良いものをもっと認知してほしいというボランティア的な考えもあるかもしれません。
僕が去年見てきた感じだと半々といった感じでしょうか。
Twitterではいいものを広めたいといったものが強いイメージはあります。
色々と発信されている方が多いので、僕も少しずつですが発信していきます。


⒊受益者からみる無料

次に提供を受ける側の視点に立ってみます。
こちら側から考えれば本来有料なものが無料というのはとてもありがたいというのが率直な考えです。
また、お金がかからない分は金銭的なハードルは低いので手を出しやすいという面もあります。


ただし、本当に何もせずに提供を受けられる事は少ないと思います。
何かのプレゼントやセミナーでは名前やメールアドレスなど基本的にこちらの個人情報を開示します。先にも述べたように現代においては個人情報というのは価値があります。
無料でもらえるとしても個人情報という価値は渡しているという事は念頭に置いておくべきなのかもしれませんね。
タダより高いものはないということもあるので、それを理解した上で提供してもらうことは良いと思います。


⒋無料の可能性

ここまでは提供者側と受益者側の別々の視点で考えてみました。
ここからは無料ということの可能性(メリット)と限界(デメリット)について考えてみたいと思います。
まずは可能性の部分から考えていきます。
先ほどもありましたが、無料は金銭面でのハードルは低いため手を出しやすい(参加がしやすい)ということはあります。
気になってはいるけどなかなかお金がかけれない方、内容がよく見えなくて参加がしにくいと思っている方などは特に参加しやすくなるのではないでしょうか。
オンラインセミナーであれば、あとは環境や日時の問題さえクリアすれば参加できるためとてもハードルは低くなります。
そう捉えれば単純に良いものを広めたいのであれば無料というのはとても良いのかもしれません。


特に僕のいる医療業界はなかなか隠したがるというか、あまりオープンな感じではないので良いものが正しく広まってくれることが発展にもつながります。
若手の先生などは何を学んだらいいかわからないというのが多いようなので、まずは無料のものに手を出していくのも一つの手なのかもしれませんね。

⒌無料の限界


次は限界の部分について考えていきます。
セミナーでは無料でも有益なものが多いとはいえ、やはり「無料は無料」といった側面はあると思います。
これについては質云々よりも、もっと深く知りたければどうしても有料のものに行かなければならないからです。
とても運が良かったりすると無料でも良いものにどんどん巡り会える方もいるかもしれませんがそんな方はほとんどいないですし、だいたいは時間がかかることが多いです。


最近のソシャゲでもそうですが無料で強くなろうとすると基本的に時間がかかります。てっとり早く強くなろうと思ったら課金が必須です。治療技術などはそんなに簡単でもないですしお金をかけたから上達するわけではないですが、有料のものに参加したりしないと得られないことが多いです。それにお金をかけたからこそしっかり学ぶというモチベーションもあるとは思います。
自己投資をしたくないのなら無理に有料のものに手を出さなくてもいいと思います。ただ、やはりそこには限界があるとも思います。


⒍終わりに

今回は無料の価値について考えてみました。
無料と言っても何かしらのコストはかかっていますし、完全に無料というのは提供者も受益者もあまりないのかもしれませんね。
ただ、やはり無料というのは受ける側からするとありがたいですし、実際にこの記事を書いている日に受けたエコーのセミナーも無料でもとても勉強になりました。あとは無料で受けれたものをどこまで自分のものにして、アウトプットしていけるかも重要だと思います。


無料で得たものを有料で出すのは個人的にはどうかと思いますが、良いものはどんどん広まればいいと思いますし、時間やお金をかけて学んだことはある程度のルールの範囲内でお金を頂戴するのは良いと思います。

今回はここまでです。
それではまた!

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