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台風の品格

台風が関東地方に近づいているがノロく、二日後の朝の通勤通学時間を直撃するということで二日後の朝を気にしなければならなくなり、極力明日以降を考えないようにしている自分としては出会う前からこの台風が嫌いである。

そんなこの台風に品があるかないかは分からないが、最近楠木健先生の絶対悲観主義を読んでいて品について言及されていたので立ち止まって一考したい。
 
私も、品がないなー、嫌だなーと思う人がいたり、なるべく自分は品があるように努めたいなと思ったり、だけどあまりに上品に振る舞うとあからさまだからなとか、品とは何かについて悶々としていた。

しかしながら、この絶対悲観主義にて取り上げられている 立川談志氏さんが言っていたという「欲望に対する速度が遅い」という定義に非常にしっくりきた。

自分の弱みを隠さず原理原則を持ち、相手に応じて態度を変えない、状況に応じても変えない、欲望に対し気長に待つのだそうだ。

確かに私が品がない、と思う人はあからさまに出世欲を公言したり、マウントを取ってきたり、欲望を表に出しているが、品がある印象がある皆さんはあまり感情を表に出さず優雅な印象がある。知り合いの高学歴が話題に出る飲み会などは品がない最たる例なのだろう。

嫌いな奴に嫌われるのが好き
潔く足るを知る
なりふりを大切に(なりふり構わずの逆)

勉強になります。。


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