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【DMM2023 レビュー①】 ドリフの視点(総括)

2023年3月4日(土)に開催されたDMM 2023。
草アドベンチャーロゲイニングのレビューを複数回に渡って記録していきます。
まずは、イベントの概要含め、総括をFact中心にドリフの視点で記載します。
(今後、参加者、コースディレクターそれぞれの視点で別記事にまとめます。)

◾️イベント概要

【日時】
2023年3月4日(土)10:10スタート16:10ゴール(競技時間6時間)
【場所】
神奈川県愛川町「服部牧場」を拠点に周辺の里山エリアがプレイフィールド
【内容】
約40ヶ所のチェックポイントをできるだけ獲得して制限時間内にゴールするアドベンチャーロゲイニング(スコア形式)。グルメポイントやゴミ拾いポイント、遊覧船への片道乗車がレギュレーションになるなど地域への貢献となるような独自の(一風変わった)仕掛けがされている。

ロケーションは格段に快適になった。

◾️DMM実施の背景

実は2021年から、3年連続3度目の開催となる。

ドリフの常連であり、もはやパートナーと言えるナオキングが、地図読み体験とメンバーのOMMの練習のために2021年にドリフのお客さんの初心者メインのキャンプ兼地図読みイベントとしてクローズド開催。

2022年は初のオープン開催で約20チーム40名の参加で開催。愛川町の仏果山・経ヶ岳エリアをメインフィールドとした。

今回2023年は24チーム48名の応募(2名DNS)での開催となった。
(実際は主催もコースディレクターもナオキングで、ドリフは事務局兼旗振り役)

尚、DMM出場を機にナオキングが主宰するアドベンチャーレースチーム冒険中毒のメンバーとなった参加者が多数存在する。どうやら中毒性があるらしい。

◾️参加者募集と安全管理

昨年の開催で現体制での運営事務局の管理の限界はなんとなく50名程度と感じていた。また地図読み初心者のも出場も可能なようにパートナーに冒険中毒メンバーを充てる体制も含め安全管理は行うこととしていた。そんな安全管理と適正人数の観点から、ドリフに来てスキルなどをお伺いできた方、もしくはナオキングまたはドリフがスキルを認識できているっていう一定のハードルを緩やかに設ける必要があった。なので全てにお答え出来ていないジレンマがあります。
本当はもっとハイカーやランナーのエントリー層の裾野を広げたい気持ちがある。
次回の体制とかを相談しつつも、どこかでまだ、目の届く範囲でやりたいなと感じている。

◾️事前準備

前年は事前準備・コース設定の8割方に同行したのだが、今回は僕自身の肩のケガのせいで事前準備に全く同行できなかった。ナオキングと冒険中毒のNasucawaくんを中心とするメンバーが累計10日間くらいかけてコース設定してくれた。
併せて今回は拠点の会場となった服部牧場との交渉も。ここを会場にしたことで快適性は格段に上がった。準備といえば地図作成や賞品類も含めて全てナオキングと冒険中毒メンバーの支援があってこそ。ひたすらに感謝。

◾️当日運営

ガイダンスのあと地図配布。
皆、真剣にルートを打ち合わせ。

地面に地図を広げて各チーム議論
友達同士も会話は真剣そのもの

スタートから1時間半は事務局4人が参加者4組に密着して撮影。
前半はみんな元気で飛ばすからね。でも元気なうちのいい動画が撮れました。追って編集後にUPします。

服部牧場でのエサやりは必須
初ロゲイニングだけど藪にガンガン突っ込む
ポイント発見!


グルメポイント。楽しそう!


本マガジンや、動画でのレビューで記録として残し、次年度以降にイメージしやすくなって参加のハードルを下げられるといいな。

服部牧場に戻って、表彰式の準備。賞品の市場総額は5万円は有に超えるはず。

硬軟織り交ぜ過ぎな賞品群

15:00初の遊覧船で戻るチームが多いだろうとのことでそれに併せて撮影班と遅れた人たちのピックアップ(リスク管理)に宮ヶ瀬湖の遊覧船乗り場へ。

船着場に5分前に続々到着する。

レースに旅の要素が加わる。旅情っぽくていいねとか思ったが、同乗の参加者15名は5時間以上動きまくった後のレース終盤。宮ヶ瀬湖上から通ってきた山々が見渡せるので「あそこの山を通ってきたんだね」なんて会話が弾むと思ったが、疲労でみんな無言だった(笑。お疲れ様です。。。

汗だくの充実した疲労感が伝わる

◾️結果とコース設定と難易度

ポイント39ヶ所。満点1,300点。
上位入賞者でもCP数も点数も満点の50%も回りきれない印象。
(優勝ポイントは520点。)
上級者にとっても十分な難易度で楽しめる設計。
一方で初心者でも200−300点に集約されており、100ptのCPを見つけられなかった上級者もいれば、見つけられた初心者も居たのは興味深かった。
ロケーションの素晴らしいポイントも多数あり、愛川町の自然遺産と呼んでもいいような素晴らしい景色も見られたのはよかった。
ナオキングの遊び心のあるCP設計と安全管理。加えてロゲイニング上位層とのコミュニケーションをコース設定を通じていているような側面もありそうだ。
まぁその辺は僕ら初心者にはわからないんだけど。きっとナオキングのフルサービスだったことは毎回の事だから容易に想像つく。

◾️参加者の反応

とにかくゴールの制限時間ギリギリまでどのチームも全力で遊び尽くしてくれた。
ヘトヘトで帰ってくる充実した笑顔は運営側も楽しくなる。もうそれだけで全員優勝。そう「16時だよ!全員優勝!」

優勝ペア
欲しかったヘトヘトの画
ソロエントリー×3人チームも
親子ペア
素敵かつ嬉しすぎる笑顔。
名門ペア

主催&コースディレクターのナオキングが一番嬉しいだろう。

みんな無事。なんかあってもかすり傷と筋肉痛くらい!

このイベントのスゴさは興奮と共に心に残ること。参加者のインスタグラム「投稿」に、一両日中にレビューする人達が多数いること。それを見て改めて感動した。ストーリーではなく「投稿」をしようと思う動機になる。(本ポストの後段に参加者のインスタ投稿まとめて添付します。)

実際に100点のポイント取れなかったから翌日におさらいしに行く参加者も。嬉しい限り。

実際の投稿は認識してるだけでも10数組。20-30%の人達が即日ポストする遊びってなかなか無いと思う。当日のアクティビティ以外にもコミュニケーションがある。少なくともドリフではこんな感動するコンテンツを作れない。

この後に複数の参加者とコースディレクターの視点からのレビューを複数回に渡ってまとめてみたいと思います。

◾️収支・採算

収入は参加費のみ(2,000円×46名=92,000円)
支出は事前準備の交通費(高速+ガソリン代)+賞品でほぼ相殺というか超過。

「準備時間」(累計100h程度?)はナオキング+冒険中毒の手弁当で賄っている。

ナオキングの楽しんで欲しい気持ちと、アドベンチャーの裾野を広げたい気持ちと、全力で楽しんでくれる人たちがいることで成り立っている。感謝しかない。

◾️来年に向けて

全部準備も同行して、運営側の満足感を来年こそは味わいたい。
いや待てよ。眠れる獅子として優勝狙ってみるのもいいかもしれない。(無理)
あとは、キャパ増に耐えうる体制作りかなぁ。ナオキングと相談だ。

◼︎みんなのインスタ投稿より

これは熱だ。嬉しくありがたい。

Special Thanks! for All.

次回は、主催兼コースディレクターのナオキングのDMM2023に込めた意図をレポートします。

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