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クッキーと共に:気をつかいながら、作る、から手と心の延長へ

おはようございます。
今まで、パンケーキとの出会いを書いてきましたので、
今回は、クッキーとの出会いを書いていきますね。

フードアートのTeatraです。

遡りますこと、うん十年、クッキーは最初は、やはり食べるもの、でしたね。有名処の物とか、そこら辺のお店で買ってきて、食べるもの。

それが 洋菓子ブームと相まって、自分でも作るもの、になったのは、大学生時代。この頃は、冷蔵庫で冷やして作るアイスボックスクッキー等を作っておりました。黒生地と白生地を組み合わせて、ぐるぐる巻き、四角の互い違い(チェッカー)、両生地をぐしゃっと潰して、マーブル等作っていました。

なかなか好評だったのですが、📖を見て、作るという感じで、それ以上の進展はない感じでした。

それが急展開してくるのは、やはりアメリカに行ってから。作る技法も、クッキーの種類も、色々な国籍の人のを反映して、たくさんありました。

まず技法ですが、クッキー生地の作り方から、
①そのままで食べるのか、②中に何か入れるのか、③上に何か飾るのか、で分かれてきます。

それからご存じでしたか。寒くなると(特にクリスマス時期)、それはクッキーを焼く季節なのです。少しずつ歴史も勉強し出しました。貧しい州では、ウェディングケーキをそろえるお金がないので、結婚式には、参加者がそれぞれクッキーを焼いて、そのクッキーが何種類にもなるというクッキーテーブルが出た(まだ それが行われている地区もあります)、とか。面白いですね。

アメリカ時代には、ジンジャーブレッドクッキーとも出会い、これに固まるケーキアイシングを乗せて 飾って、色々手の込んだ物も作りました。

それ以降も研鑽を続け、今焼けるのは、以下の物です。
①ビスコッティ:イタリアのクッキーの総称ですが、固めにナッツやオレンジピールを入れて焼きます。二度焼きします。これは、材料があれば、40分以内で できます。
マムール:イスラム教の方達が食べる、中にデーツやピスタチオが入った型抜きクッキー。主原料はセモリナ粉。ほろっと口のなかで ほどけます。バラ水などを入れるので、香りも華やか。
ジンジャーブレッド:色々な形に抜いたり、アイシングで飾ったり。スパイスが効いているので、男性でも大丈夫。家を作ったり、と立体的に造型できるのが、魅力です。
北欧のクッキー:これは作るのに、2日かかるのです。一日は型で抜いたのを、乾かすのに使います。2021年12月には、これでアメリカのクッキーコンテストで、優勝しました。
マカロン:練習に練習をしましたとも。毎回、弱点を克服しながら、焼けるようになりました。メレンゲを使うのですが、3通りあるなか、温めながら泡立てるスイスメレンゲが私は 使い易いです。
アイスボックス:上で書いているのですね。バターが入っています。色々な色にするのが、面白い。
チュール:薄く焼いて、麺棒などでカールさせます。お花のアイシングといっしょに食べるといいです。

色々な種類が作れるようになると、それらを使って表現できることも増えるので、面白いです。また異文化の延長としての、食べ物なので、各国のクッキー文化を学んでいます。

アメリカでは、色々なクッキーが作られていて、技術も進んでいます。目立ったものでも、3Dクッキー(プラスアイシング:等身大のダースベーダーを作ったり。。。とその大きさから目が離せません。)、クッキー+その他(レースのようにアイシングを絞ったり、エアブラシをかけたり、絵を描くように筆で凝った図柄を描いたり。。。)です。

クッキーデザイナーのための会議等もあるのですよ。

今日はここまでです。
読んでくださった方、ありがとうございました。

写真はNoteのmomoro66さんのを、お借りしました。この中国茶には、私のクッキーはどうかなと思って。ご提供ありがとうございました。


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