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「フロントエンド開発課」に入って1年経った

こんにちは、株式会社ラクス フロントエンド開発課の水野です。
2023年4月に入社して1年が経ちます。当時の自分に見えていたもの・考えていた事にも少しずつ変化が生まれてきました。

この記事では、私の2023年度の(軽い)振り返りを書いていきます。

経歴

  • 2019/04 - 2023/03: toBのモバイルアプリケーション開発をしていました。

  • 2023/04 - 現在: ラクス フロントエンド開発課

なぜフロントエンド開発課だったのか

ラクスのフロントエンド開発課は、名前の通りフロントエンド開発に特化した組織です。特定のプロダクトに依存せず、横断的にフロントエンドの開発、改善の推進を行うのが特徴です。

前職ではモバイル(iOS/Android)というプラットフォームが中心でしたが、元々Webの技術が好きでした。人生が何周あってもトロフィーコンプリートできないような分野で多くの課題を技術で解決したい…という、ふんわりした思いもありました。
また、自分の知らない開発領域・組織文化を知ることで、物事を多角的に捉え、経験に頼らず常に全体最適を導き出せる技術者になりたいとも考えており、自身のキャリアを熟考した結果転職を決意しました。

入社前に現上司から「これまでの仕事で触れてきたプラットフォーム・技術スタックから離れることに対して不安は無いか」と聞かれたことを時々思い出します。後悔はありませんが、入社後に「このままだと流石にまずい!」と感じた場面も多く、インプット・アウトプットの量は自然と増えました。

入社後の業務

入社直後から新規プロダクトの立ち上げ・開発に携わっています。
新規とは言いつつアーキテクチャは既存のものを参考にしている部分も多く、社内のナレッジを活かしつつ新しい取り組みも織り交ぜながら楽しく取り組んでいます。

私は主に設計・実装面のリード + CI/CDのPipeline構築をやっています。
立ち上げ当初は2名体制でフロントエンド開発を回していましたが、現在は7名まで増えました。最近は単発の実装で完結するような機能はほぼ担当しなくなり、アプリケーション全体を跨ぐ共通機能や根幹部分の実装を担当することが多いです。

開発が進むにつれて、開発内容も直面する技術的課題の性質も、メンバーの雰囲気も変わっていくのが何より面白く、やりがいを感じる部分です。

今後改善していきたいこと

まずは他部署との連携・協業体制を改善したいと考えています。特定の分野に特化した専門組織があることは大きなメリットですが、動き方が分業制っぽくなりすぎるとコミュニケーションが閉鎖的になってしまう課題があります。
「デザイナーともっとシームレスに仕事ができてもいいのにな」「この機能はバックエンドとフロントエンドの相互理解が無いと連携が難しいんじゃないかな」と思うことが多くあります(し、実際他チームの方からそのような相談を受けたこともあります)。私もそのように動けているかと言うとYesとは言えません。

作るものに対する解像度を高める意味でも創造的なコミュニケーションは必要不可欠で、そのためにはプロダクトに携わる人間同士が同じ方向を向いている事が重要だと考えます。

まとめ

仕事を楽しみながらも、自身の働き方・考え方を見直す機会を多く得られた1年でした。この会社で向き合っていくべき課題も見えてきました。
これからは技術だけではなく組織や人にも関心を持ち、より大きく開発に貢献していきます。


採用情報

https://career-recruit.rakus.co.jp/engineer_jobs/frontend_tokyo/

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イベント情報

https://rakus.connpass.com/

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