
やっぱりセガが好き(ドリームキャスト編)
サターン編からの続き。
セガが運営していたパソコン通信(絵が出ない、文字だけのやつです)のTERA-NETでは、発表目前に迫った新ハードについていろいろな話が出てきていました。その中で「新ハードの名前は"ドリーム"らしい」という情報がありました。今ではなんでもかんでも事前にリークされてしまう時代ですが、当時はこんな感じでした。
さて、無事?発表されたドリームキャスト。この頃は大学生でバイトもしていたので、発売日に買おうと決意。当時バイトしていたゲーム店で買う予定が、初回出荷の大幅減少により入ってくる台数はたったの2台、、、さすがに店員が買うわけにもいかず、秋葉原のメッセサンオーに徹夜で並びました。あ、大学はサボりました。
1998年11月27日。確か金曜日だったかな?ひたすら寒かった思い出があります。前の人と話をして、交代でコンビニに温まりにいったりしました。
そして朝7時から店が開き、無事ドリキャスをゲット。報道陣は時の人である湯川専務に群がっていましたが、よく見ると朝の秋葉原をフラフラ(失礼)しているノーマークの入交社長の姿が!
握手してもらい「楽しんでください」という声をかけてもらいました。あの時、お付きの社員さんが写真を撮っていましたが、あの写真は社内報とかで使われたんでしょうか(笑)
ドリキャスが家に来たことで、いままで大学でしか見れなかったインターネットが自宅で見れるようになりました。ドリキャスが初インターネット環境という人、多いんではないでしょうか。あまりにネットが楽しくて、数ヶ月後にはパソコンでも繋げられるようにプロバイダーと契約して、ホームページを作ったりしました。いまでも続けているセガ和辞典出版局です。
ネットワーク対応のゲームはなかなか出ませんでしたが、翌年の秋に出た「あつまれ!ぐるぐる温泉」はかなりやりました。いつの間にかオンラインフレンドが出来て、毎週火曜日と金曜日に定例チャットをやっていました。
そのうちに実際に会う方が多くなり、結婚式にも出席してもらいました。ある意味、人生変えたゲームですね。
ドリキャスについては最初から最後まで見届けたセガハードとして、すごく思い入れがあります。あと、ゲーム店でバイトしていたのも大きかったのかな。ドリキャスコーナーは自分が書いた手書きポップで溢れかえっていました。
そして、みなさんご存知の通り、セガの経営悪化によりドリキャスはセガ最後のハードになりました。でも、本当に夢を見せてくれたハードでした。
いまでもドリキャスは遊んでいます。最近になってパソコンに繋げるように設備を整え、YouTube実況なんてのもやってます。よろしければぜひ見てください。
近年ではメガドラミニなんていう、セガ好きの琴線に触れまくる新ハード?も出ましたが、やはり当時のセガは最高でした。
あの時みたいなやんちゃなセガが戻ってこないかな。
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