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潰瘍性大腸炎のサラリーマンが住宅ローンで注文住宅を買えるのか?

そうだ、家を買おう。

今年の夏は今までで一番暑い!・・と毎年言ってる気がする。あっという間に小学生になった上の子はマイクラ三昧、下の子はセミ取りに奔走する日々。子供2人と妻と暮らす今の家はファミリー用分譲マンションの賃貸なので、それなりに広く、リビングにみんな集まり快適に過ごせている。妻にとっては狭いそうだが・・。

どんどん巨大化する子供達とどんどん増える思い出(荷物)を見ていると、数年後には間違いなくパンクするのは目に見えている。上の子が小学校高学年になる前に、もう少し広いところに引っ越そうかと、物件を探し始めた。

・・・一条工務店で注文住宅しかないな。

妻とも相談しながら、中古マンション、新築マンション、中古戸建て、新築建売戸建て、住宅展示場とフルコースで見学したり、YouTubeや書籍で住宅情報を収集した結論だ。このあたりの考え方も今度まとめてみたいと思う。

潰瘍性大腸炎という、住宅ローンへのハードル・・

住宅購入の検討を始めて情報の海に溺れながらも楽しんでいたのだが、私には不安なことがあった。それは数年前に診断された指定難病である潰瘍性大腸炎だ。故安倍晋三元首相が闘病していたことで知られる病気である。2度も首相の激務をこなした彼を私は心の中で潰瘍性大腸炎の星と呼んでいる。まさか最期があんなことになるとは思いもよらなかった。

私自身は幸いなことに、薬で寛解期を維持しており普通の生活が送れている。親しい友人以外には言っていないので、周りからは普通のおっさんに見えるだろう。そんな状態でも疑問が残る。住宅購入をしようとしているものの、そもそも指定難病の私は住宅ローンや団信に通るんだろうか・・?

もちろんキャッシュで買える貯金も親からの援助もない。自分の病気が原因で、あんなに話し合って決めた住宅購入が頓挫してしまうことを考えると、家族に申し訳なさすぎる。

潰瘍性大腸炎の患者数は増加傾向にある一方で、未だ原因もわからず、根本的な治療法は確立されていない。

難病情報センター

新しい治療法の研究開発は進められているが・・

「世界初、自家腸上皮オルガノイドを潰瘍性大腸炎患者に移植」
―オルガノイド医療の実用化に道を拓く大きな第一歩―

東京医科歯科大学の岡本 隆一教授らの研究グループから画期的な潰瘍性大腸炎の治療法の報告がなされた。

患者さんの細胞を使ってオルガノイドと呼ばれる、人工的なミニ臓器を作り、患者の大腸に戻すことによって治療するという再生医療である。

治療法としての安全性や効果を担保するための、試験が開始されたばかりであり、実際の治療法として患者に届くまでには10年単位の時間がかかるだろう。

それでも、もしかすると生きているうちに治療法が見つかるかもしれないという希望を感じさせる成果だと思う。

ローン審査の結果を共有したい理由

このような状況下で、同じ悩みを持つ方が増えていくだろうと思い、実際に私が住宅ローンに挑んだ結果を共有しておきたい。それが初めてnoteを書く気になった理由だ。とは言っても、病気のこともお金のことも公共の場で言いたくないこともあり、わずかばかりの有料にしている。期待外れな内容だったら申し訳ない。

住宅ローンや団信の審査自体は色んな要因を複合的に判断していると思うので、みなさんが同じ結果になるとは限らないだろう。

ただ、私もインターネットで「潰瘍性大腸炎だけど団信通った」という声を見て、本当かどうかはわからずとも、少なからず勇気をもらった。私の体験も一つの事実として参考になれば嬉しい。

ちなみに土地購入からの注文住宅だったので、つなぎ融資をはじめとする土地と建物のローン実行の仕組みの違いで、ネット銀行とかはほとんど申し込んでいない。

潰瘍性大腸炎患者のローンの結果

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