Cult of the Lambをプレイした感想

・最近話題のCult of the Lambをクリアしました。このゲームは教祖となり、教団を経営しながら他の宗教を滅ぼすシミュレーションとローグライクアクションが合わさったゲームです。

・動物や昆虫を模した可愛いらしい信者にインモラルな行動をさせ、そのリアクションを楽しむゲームでした。具体的には教団の繁栄のために信者を生贄に捧げたり、信者同士で決闘させたり。食人や幻覚剤の使用もアリで、自分好みの教えを説くのが楽しかったです。

・ローグライクアクションの部分はシンプルで無難な感じでした。Enter the Gungeonのように体力が貴重で、シューティングゲームほど過剰な弾幕はありませんが、敵の攻撃を受けない丁寧なプレイが求められました。

・私の遊び方が間違えていたんだと思いますが、あまりゲームにのめり込めませんでした。というのも私は信者にあまり愛着を持たなかったからです。新たに信者を教団に加える際に、その信者を自由にキャラメイクできますが、私はあんまり名前や姿を変更しませんでした。なぜならば、老衰や事故で簡単に死んでしまうからです。序盤こそは丁寧にキャラメイクをしてましたが、終盤では信者は消耗品と同じ扱いでした。ある意味リアルなのかもしれません。

・Steam版だと配信サイトと連携して、抽選でリスナーを信者化できるので、ロールプレイが深まりそうです。しかし、私はニンテンドースイッチ版だったので、その機能はありませんでした。

・値段相応には楽しめましたが、私には合わなかったゲームでした。ゲーム全体を通してつまらなくないはないけど、微妙な印象を持ちました。というのもバグが目立ち、そのせいで何度か進行不能になったからです。再起動するたびにゲームの進捗が失われ、緩やかにモチベーションも冷めていきました。正直、クエストでウンチ料理を信者に食べさせた時が面白さのピークだったと思います。

・教祖自ら戦うのも悪くないけど、せっかく信者がいるのだから信者に命令させて、他の宗教を滅ぼす方が面白いかったかもしれません。例えば他の教団にスパイさせ信者を引き抜かせたり、信者同士で戦争させたり。コンプライアンス的に不可能なのかもしれませんが。個人的には教団経営のみプレイしていたかったです。

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