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利害が一致する環境を整える

  こんばんは、Dr FJです。
今日は、私が人との関係を構築する際に大事にしていることについてお話したいと思います。

 私は不動産投資をして物件を保有しているので、必然的に様々な関係の方々とやり取りをします。不動産購入を手伝ってくれる売買の仲介さん、物件を管理してくれる管理業者、法人の税務を見てくれる税理士さんに保険屋さんなどなど。皆さんホントに良い人ばかりで、ヒヨコ大家の私にこれまで知らなかったことをたくさん教えてくれました。もちろん不動産投資を始める前にも自分なりには勉強をしていたつもりでしたが、実際にやるとなると様々なところで想像力が足りなかったと感じることも多いものです。そんな私にいろんなことをわかりやすく教えてくれたこの方たちにはいくら感謝してもしきれない程です。

 そんな私が彼らとの関係を築く上で気をつけていること。それはタイトルそのままで『利害が一致する環境を整える』ことです。彼らとの付き合いはどこまでいってもビジネス上での付き合い。人間的にも尊敬したり仲良くなっている人もいますが、そうは言っても何かを頼むことになればそれは相手の商売上の原資である時間を使ってもらうということになるわけで、そこには何らかの対価が発生するべきなのは当然です。

 そして、その上で更に私が気をつけているのは、私がうまくいって成長すれば、それがその関わってくれている人にとっても利益になる関係を作るということです。例えば私が安く物件を購入することができれば、それを売却する時には当然その物件を紹介してくれた仲介さんにお願いすることにしています。私がそこで利益を取れば、それは次の物件購入の原資になるわけで、それはいわゆるwin-winの関係であると言えます。管理会社にしても同様で、私の資産が増えれば物件が増えていき、大規模修繕なども行っていくことになるわけで、そのあたりで利ざやを抜いてもらうことでプラスになっていくのです。管理会社さんに聞いたところ、『一番きついのは修繕の見積もりを無駄に出させて、しかもそれを限界まで叩いてくるオーナー』だそうで、見積もりを出しても発注しないことも多かったためにそのリフォーム業者さんが怒って管理会社ごと取引中止にしたなんて事案も発生したらしいです。お金がなくてリフォームできない大家さんなんかもしんどいらしいですが、なんにせよそんな人とは一緒にビジネスをやっていきたいとは思いませんよね。

 そんなわけで、不動産投資に関して言えば最初からそこに気をつけて関係を築こうとしているのでなんとかやれているわけですが、これが難しいのが医療の世界…。病院の思惑と各科の思惑と、自分の科の上司や部下の思惑と医局の思惑。こればっかりはどうにも調整が難しく、今のポジションではその調整がどうにも難しいと考えることが多い。どうやらそろそろ潮時で環境を帰る必要があるのかなと考えたりします。何にせよ、必要とされることで自分がストレスを感じない仕事をしていきたいものですね。

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