子どもたちに学びの機会を①

これは世田谷区若林、松陰神社駅前に開校した学習塾Dreavenのnoteです。
こどもたちが教育を受ける機会を失わないためにオンライン指導を開始しました。
「スキ」「フォロー」よろしくお願いします。

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今日は少し暖かかったですね！
教室に向かう道を歩くのも気分が良かったです♫
が、通りは人もまばらで・・・皆が自粛しているのはとても良いことです！
早く日常が戻ってきて松陰神社前が賑やかになると嬉しいなあと思います。
テイクアウトを始めるお店も増えてきているので教室で食べたいです！

今日は、これからご家庭にお送りしようとしているお手紙の一部を紹介したいと思います。
私のDreavenへの想い、教育への想い、そして子どもたちへの想いが詰まっています。

【先が見えない中で流れる時間】
3月2日からの休校が5月6日まで延期されることとなりました。その先がどうなるのかはまだわかりません。子どもたちの中では感染拡大が見られないことに安心する一方で危機を感じている面もあります。
学校があれば勉強しているであろう時間に、特に目的を持たないまま自宅で時間を潰すだけの状態。家族以外とコミュニケーションをとる時間が少なくなり、精神的に不安定になっている子どもも増えているそうです。また、一番多く相談を受けるのは「家で勉強しない」というものです。特に受験生において早期スタートは合否を分ける鍵になってきます。先が見えなくても、時間は確実に流れているということを、まだ多くの子どもたちは実感していません。

【なぜ家で勉強しないのか】
課題を与えられたり時間を設定されたりしなくても自ら進んで机に向かい勉強する子どもは、おそらくほとんどいません。ほとんどの子供たちは「学校で時間割を設定されているから」そして「課題が出されるから」受動的に勉強を進めるのです。これが悪いわけではありません。やらなければならないことを確実に遂行する能力が身につくでしょう。
しかし、今は状況が違います。課題を出してくれる先生に会えないだけでなく、時間の設定すら難しい状況となっています。この状況下で子どもたちは「何をやればいいかわからない」そんな状態に陥っているのではないでしょうか。勉強をしない、のではなく、出来ない。それが今の子どもたちの状況の1つでしょう。

【小さな差が大きな差を生む】
そんな中、私立の学校の中にはオンライン授業に切り替えたところもあります。ここで大きな差が生まれました。この学校の子どもたちは学びを進めることが出来る状態になったのです。これが1日、2日であれば大差はないでしょう。しかし休校が伸び、1週間、2週間、1ヶ月差がついたら、状況が落ち着いて日常が戻ってきた時には、既に埋められない差がついてしまっていることでしょう。その状況に気付いて初めて失われた時間の重さに気付くのです。この状況を教育者として見過ごすわけにはいきません。

【塾として出来ること】
そこで私たちは学習塾Dreavenとしての個人最適化学習塾をオンラインにて提供することとしました。安全なご自宅で、映像授業を使用しお子さんにあった内容とレベルの授業を受講出来るだけでなく、ZoomやLINE、電話を使った講師によるフォローを入れることで、より一層効果的な学習が可能となっています。
既にこの4月からは全授業をオンラインに切り替えてきましたが、その中で意外なメリットも多数見えてきました。限られた人としか接することのできない子どもたちが、教室に通うのと同じように違う学校、違う学年の子どもたちと安全に接することができるようになったのです。子どもたちからは「時間を区切って勉強することで生活にメリハリが出た」という感想も聞こえてきました。
彼らの適応力は本当に素晴らしく、初日こそZoomの設定などに戸惑っていても2回目以降になると画面共有を活用したり、LINEと組み合わせて質問をしてきたり、私たち大人が考えるより、とても柔軟に適応しています。この子どもたちの無限の可能性は学習においても同様です。

ここまでお読みいただきありがとうございます！
長くなってしまったので続きは明日更新しようと思いますので是非明日もご覧ください。