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Dreaven通信10月号

自ら成績を上げられる子を育てる
世田谷区松陰神社駅前校にある学習塾
Dreaven教室長の都丸です!

ホームページはこちら

教室の様子はこちら
https://www.instagram.com/dreaven_shoin/?r=nametag

「今月のDreaven通信を作っていない…」
と気づいたのは今日の事。
気付けば10月も残り2日となりました。

これほど時間が過ぎるのが早いのは
たくさんの生徒たちが通ってくれて
毎日が充実しているという事でしょう!

毎日生徒たちの笑顔と
元気な声で溢れているDreaven。
11月は期末テストという事で
いつも以上の頑張りが見られるのが
とても楽しみです!

期末テスト対策スタート

2学期期末テストは
・科目数が多い
・中3生にとって内申が決まる重要な機会
という2点を鑑みて
テスト対策を3週間前からスタートしました。

なので今の時点で
テスト範囲のワークを
全科目解き終えている生徒も出てきました。

Dreavenのテスト対策でこだわっていることは
勉強の時間と量と質の3つです。

①勉強の時間

Dreaven生の目標勉強時間は
最低50時間としています。
それを超えて来る生徒がほとんどなので
平均すると60時間ほどです。
中には95時間という生徒も…!

1回解いただけで
出来るようになる事の方が少ないので
勉強時間を確保する事が
まず最初の課題でしょう。

②勉強の量

「勉強時間は取っているのに
成績が上がりません」
こんなお悩みはありますか?

もしも時間は取れていても
成果が出ないのだとしたら
勉強の量を見直してみましょう。

Dreavenの生徒たちは
学校のワークを最低2回
多い生徒は3回解いた後で
数十枚のプリント教材
教室に置いてあるワークを使って
演習量を確保します。

勉強時間は確保出来ていても
その中で解けているワークの量が少なければ
当然結果に繋げる事は出来ません。

③勉強の質

「時間も量も確保しています。
でも成績が上がりません」
こんな人もいるかもしれません。

では
勉強の質はどうでしょう。
勉強の質には
様々なものが挙げられます。

どんなに時間数が確保出来ていても
うとうとしながらの勉強であれば
当然頭にも入っていないでしょう。

音楽を聴きながら
動画を見ながら

など勉強だけに向き合えていなければ
集中出来ていないはずです。

問題を解きました!出来ました!
と言っても
間違えていた問題を
解き直していなかったり
赤で書いただけだったり
偶然正解した問題を
そのままにしていたり
すれば
いつまでも出来るようになりません。

Dreavenでは
これらのどこに課題があるのか
1人1人を観察し話し合いながら
必要な事をアドバイスします。

たくさんのアドバイスを受け
入塾前から5科50点以上アップする生徒もいます。

期末テストは是非
勉強の時間、量、質
どれが自分に必要なのか
よく考えて取り組んでみましょう。

生きる力を育むICT×読解力

10月23日に
Dreavenでも取り入れている
TERRACE(速読解力講座)を開発した
株式会社SRJの勉強会に参加しました。

テーマは
『生きる力を育むICT×読解力』
だったのですが
社会情勢など多岐に渡る内容で
非常に勉強になりました。
今回は勉強会の中で言及されていた
国語力の重要性と必要性について
少し書いてみたいと思います。

※登壇者の方がお話しされた内容の
メモから抜粋しております。
伝わりづらい部分もあるかもしれませんが
ご容赦いただけますと幸いです。
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国語・読解力の重要性

国語は5教科の中の1教科ではありますが
だからといってその重要性は
5分の1 という訳ではありません。

というのも昔と比べて
教材が多様化した事で
自学自習が出来る状態が出来たからです。

しかし
自学自習で取り組んだ場合
解答解説を自分で読まなければなりませんから
読解力が必要不可欠となります。

こちらの記事では
子どもたちの実に9割が教科書を読めていない
と述べています。
文章中の95%以上の言葉を理解していないと
すらすら読む事は出来ないそうです。
ということは語彙がは当然必要です。

時々
「計算問題は出来ても
文章問題が出来ないのです」
という保護者の方がいらっしゃいますが
ほとんどの場合算数、数学の力ではなく
読解力が不足しています。

「今」という時代

ご存知の通り現代はスマホ社会です。
電車に乗ってみると周囲のほとんどの人が
スマホを見ている事でしょう。
人々の時間は
動画やゲームに取られています。
またコミュニケーションのツールが
多様になったのも現代の特長です。

少し話しは変わりますが
保護者の方が子どもの頃
「国語なんて勉強しなくても出来る」
という子はいませんでしたか?

なぜそのような子がいたかについて
お話ししたいと思います。

今はスマホ1台あれば
何時間でも時間を潰せます。
スマホが登場する以前は
どうやって時間を潰していたのでしょうか。

答えは本や漫画です。
本や漫画は娯楽物でした。
ですから人は娯楽の中で
「読む」
事をしていたのです。

今の娯楽として浸透している
動画やゲームに
読解力は必要ありません。

チャットツールによる
コミュニケーションも同様です。
チャットツールは
文章を作る事はしません。
子どもたちのやりとりを
見てみて下さい。
文章ではなく短い言葉のやりとりで
コミュニケーションを取っているでしょう。

これらの変化により
現代人、特に子どもたちは
書く力、読み取る力が
生活の中で不要になってしまっている
のです。

「仕事」のやり方を知る

子どもたちはこのまま
これらの力を身に付けずに
社会に出て行って大丈夫でしょうか。

答えはNOです。
ICTの普及、AIの成長、機械化
リモートワークの一般化など
この数年間だけでも
「仕事」を取り巻く状況は
大きく変わっています。

これらの変化により「人」が行う仕事は
テキストベースのコミュニケーション
主となりました。

現代の仕事は
資料を読み、文章を書く事が求められます。
資料から正確に情報を読み取る力や
誰にでも伝わる文章を書く力
が無ければ
仕事にならない事もあるはずです。

簡潔にまとめると
昔の仕事のやり方は
スピーキングとリスニング
今の仕事のやり方は
リーディングとライティング
とも言う事が出来ます。

なぜ国語学習が軽視されがちなのか

先にも述べたように
昔は娯楽の中で国語を学べていたので
学ぶ事の必要性は他教科と比べると
低く位置付けられていました。
数学や英語、理科、社会は
学ばなければ出来なかったからです。

このように話をすると
「本を読めばいいのですか?」
と聞かれる事もありますが
そもそも読み取る力がついていないのに
本を読んで力を付けようとしても
理解する事が出来ません。

成績が上がるレベルまで持って行くには
膨大な量を読まなければならず
「多くの時間とお金をかけても
なかなか結果が出ないのであれば
コストパフォーマンスと
タイムパフォーマンスが低い」
と映ってしまい
結果として他教科の学習時間が多くなります。

しかしやはり理解するためには
読解力が必要な事には変わりませんから
元々国語力がある子が
他教科も伸びていく事になります。

どうやって力を付けるのか

読解力を向上させるためには
語彙、文法、論理の力を
全て高める必要があります。

語彙についてはまず
「言葉の暗記」
が必要です。

文法については
日本の教育では暗記となっているところを
実際に使ってみるなどのトレーニングをして
文法の知識の使われ方を知る事が必要です。

論理とは
そもそも言葉が独り歩きしている部分がありますが
数学Aに出て来る つまり など4つの言葉で
推論、判断を行う事です。
これは国語だけでなく
数学やプログラミングにも通じます。

これらの力をつけるためには
最適にプログラムされた
ICT教材が非常に適しているでしょう。
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ここからは私見ではありますが
おそらく現代において
子どもたちの読解力が
劇的に向上する事は見込めません。

もちろん幼い事から
たくさんの本を与えて
語彙を増やす機会を作る事は出来ます。

しかし
いつかスマホなどのツールに触れ
本以外の娯楽の楽しさに気付いて
本から離れてしまうかもしれません。

対処するための手段が
教材やコンテンツなのだとしたら
それらを使って
学校や受験だけではなく
将来的に必要な力の1つとして
身に付けて行く必要があります。

便利さの陰に潜む不便さに気付き
冷静に判断をし時に未来を見ながら
「本当に必要な事は何か」
常に考えたいものです。

教室長のつぶやき

今の時点で3472文字!
久ぶりの大作となりました。
文字ばかりで
目がチカチカしていませんか?

この記事を書きながら
子どもの頃の事を思い出していました。

私は物心ついた頃から
本が大好きです。

お年玉の使い道は本を買う事。
ほぼ毎日学校の図書館に行き
帰り道に読みながら帰る。
(真似しないで下さいね!)

誕生日やクリスマスに
買ってもらうのも本。
読書感想文は大好きでしたし
作文を書く事も好きでした。

「親が本を読んでいる姿を見せるといい」
と聞く事がありますが
…記憶にはありません。笑

では何であんなにも
本が好きだったのでしょう。

幼い頃の私にとって
弟を寝かしつけた母が
本の読み聞かせをしてくれる
母を独り占め出来る時間は
とても幸せな時間でした。

この経験から
本を読む(読んでもらう)ことは
自分にとって心地のよい事だと
刻み込まれているのだと思います。

文章を書く事についても
どんなに拙い文章であっても
書けた事を褒めてくれる大人が
周りに居てくれたおかげだと思っています。

記憶、経験、感情は
連動して蓄積されていきます。
心地よい感情での経験は
プラスの記憶として残るのです。

日頃子どもたちと接する中で
分かってはいてもつい
出来ていないところに目がいってしまって
良いところを褒めて
とことん伸ばす
という姿勢を忘れてしまう事がありますが
改めて子どもたちが
快 の感情で経験を積み
記憶に残して欲しいなあ
と思う今日この頃です。

日が短くなり
朝晩が冷える事も多く
いよいよ2022年が終わろうとしています。

11月もDreavenを
どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!

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