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マーメイドステークス 大反省会&予想結果

マーメイドステークス(G3 京都 芝2000m) 
展開予想は完璧!でした。
しかし、予想は完敗でした。

なぜそうなってしまったのか探ってまいりましょう

まずスタート、13番アリスヴェリテの大逃げ、離れた2番手に1番ベリーヴィーナス
最初の1000mの想定タイム 約58秒とよんでいましたが実際も 58.3秒
アリスヴェリテにとって理想的な逃げを打てたと思います

ただここで想定外というか、あまり起きて欲しくないパターンとして挙げたミッキーゴージャスの先行
単独の3番手にミッキーゴージャスがつけてしまいました。
長くいい脚を使う印象のミッキーゴージャスですが、最初からいい脚を使ってしまっては最後の直線大バテもしょうがないです
スタートが良さ過ぎたのが逆に敗因という所でしょうか
(結果、13着の大敗)

そしてコスタボニータは出遅れが全て
スタートでレースが終わってしまいましたね
先行して良いポジションを確保してこその馬が、追走で力を使い果たしてしまったのでしょうね
まぁ単純に今の高速馬場では最後方からではよほどの脚を持った馬でないと届かないでしょう
(結果、10着)

上位人気のもう一頭、エーデルブルーメ
スタートはゆっくりと出て、直後は12、13番手くらい
そこから向こう正面、徐々にポジションを上げて、坂の入口では6番手くらいまで進出。イメージ通りのレースは出来たのではないでしょうか

アリスヴェリテ
残り600m(坂の下りあたり)で3番手集団とは10馬身近い差をつけて逃げています
あとはラスト3ハロン。どれだけ我慢できるか?と思っていたら頑張っちゃいました。今までなら37秒台だったのが36.1秒
ハンデ50キロの恩恵もあるのでしょうが、力もつけているようです。
で、そのまま後続を突き放したままでゴール
自身の初重賞とともに永島まなみ騎手にとっても初重賞制覇となりました

勝因は、後続を離しての逃げがこの馬にとっての勝ちパターンと判明したことですね
今までは先行して惜敗というパターンが続いていましたが、前走の2勝クラスの勝利で完全に開花しましたね
こういう馬は激走と大敗を繰り返すことが多いですが、最近はあまりいないタイプの逃げ馬。今後もレースを盛り上げてくれる走りを見せてくれそうです

そしてこれは想像なので真偽はわかりませんが、アリスヴェリテ勝利のサポート役はベリーヴィーナスだったかもしれません。
スタートからアリスヴェリテとはちょっと距離をおいた2番手追走
しかしスピード競馬についていけず、3コーナーあたりから前に詰めるべきところで詰められなかった。
で3番手以降の馬たちもベリーヴィーナスを追い越してまで自分で鈴を付けに行くようなスタミナ自慢もいなかったのでアリスヴェリテとの差が思ったほどには詰まらなかったのではないでしょうか
逆にいえば、3コーナーからマクリ始められるようなスタミナ自慢の馬が出走するとアリスヴェリテは撃沈してしまう可能性が高そうです
本当なら、その役目をミッキーゴージャスがしてくれると思っていたのですがスタートから3番手。
3コーナーからさらに詰めていくような余裕はなかったようです

4コーナーでは先行集団に位置したエーデルブルーメ
直線に入ったところで先行集団のトップ
アリスヴェリテを猛追するも、時すでに遅し
2馬身届かず、2着でゴール
秋のG1路線に向けて良いレースが出来ましたとのことですが
ちょっと物足りなかったのも事実
今後のG1を勝ち切るだけの強いインパクトは残せなかった気がします

そして、ホールネス
スタートは普通に出て、9番手くらいを追走
向こう正面では、外からエーデルブルーメが徐々にポジションアップするのを横目で見ているが、
それに付いていけなかったのか、付いていかなかったのか
向こう正面では外へ出し、11、12番手くらい
4コーナーは大外をぶん回して追い込むも最後は2着のエーデルブルーメと同じ脚色で3着争いを制してゴール
そんなホールネスに関しての想定外は、最後の脚ですね
今回のようなスピード競馬で34秒台前半の脚を使えるとは思いませんでした。あなどってしまいスミマセンって感じですね。
次からはもっと人気になってしまうでしょうから、狙うならやはり今回のようでした。
レース後談話で西塚騎手が「位置取りや乗り方がうまくいきませんでした」と言っていましたが、位置取り自体はそう悪く思えなかったので、要は(向こう正面など)動きたいところで動けなかったという意味合いかなと感じました。道中の操作性がアップすれば次は重賞を狙えるのかなと思っています。

その他の狙い馬の評価は…
セントカメリア(6着)
追い込みが効く展開+軽い芝だとこのくらいは走れる馬という感じでしょうか
G3やオープンなら条件が整えば勝ち負け出来そうです

タガノパッション(15着)
ミッキーゴージャスと同じタイプの馬が同じような競馬をして同じように負けてしまったという印象
悪いデムーロのパターン。スタート良くポジションが取れてしまったので抑えずにそのままいってしまいましたが、やはりちょっと溜めないとこの馬は弾けないのではないでしょうか

ゴールドエクリプス(16着)
全く良いところなく最下位。幸騎手も「こんなに負ける馬ではないです。敗因はわかりません」と言っていましたが、その言葉通り、敗因不明。

馬券の敗因は、単純にホールネスを切ってしまったこと
スピード競馬についていけないと読んだのですが、そんなことはありませんでした
ちょっと道中が付いていけてない気もしましたが、その分を補う上がりの速さを見せて、高速馬場でのレースでも今まで通りの強さを発揮していました

そして馬券を外した最大の原因は、前日に行われた米子ステークス!
今回のマーメイドステークスと展開、メンバー構成が酷似したレースでした
その中で、米子Sに出走していたモズゴールドバレルと今回のホールネス
強さや戦略的な展開、立場などの姿が重なって見えてしまった(と思った)自分の浅はかさですね

今週は、最後の一頭にどちらを入れるか(上に見るか)を完全に外してしまった週でした
しかもその一頭が馬券に絡むという最悪な展開
反省しないといけませんが、反省しすぎないように反省します




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