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HSPな「勝手に幽体離脱〜」

人の感情や表情ばかりを気にして、自分が馴染めるか気にしすぎてパニックになってしまうことがよくある。
常に他人といる時はその状態だから、そんな緊迫してる中、圧をかけてきたり、怒ってくる人がいたり、機嫌の悪そうな態度をとられたりすると、常に他人のことを考えている私にさらに他人のプレッシャーがかかってくると、かなりの重たさになってしまう。それが続くと耐えきれなくなりとても苦しくなる。最終的にはその場から離れる。

それで職場も転々としてきたし、ずっと続く場所は、そういう人が比較的少ない環境だったというのもある。
でも、どこにいったって圧をかける人はいるし、環境は変えても変えても必ず1人はそういう人はいた。

キリがないんだな。これは私が変わらないと永遠にここで同じことで苦しむと思って、
自分がいつもパニックになる時、心の中ではどんなふうに感じているかを振り返ってみた。

まず、相手のために一生懸命やっているのに、怒られたり機嫌悪そうな態度をとられたり、圧をかけられたりしたとき、まず私は最初にこう思う。

「私はなんの価値もない」
「私なんていらない存在なんだ。こんなに周りのことにフォーカスしてるのに、誰もわかってくれない。」
「がんばっても必要とされないなら、ここにいてはいけないんだ。」

これらが真っ先にでてくる。

完全に相手に身も心も捧げてしまっているような気がした。
自分の存在を忘れて人生を他人任せにしてしまってる。

こうやって振り返ると、なんて危険なことをしてしまっているんだろう。。
これがHSPの特殊能力ではあるのだけれど、
しっかりコントロールできるようになりたいと思った。

存在を否定されたような悲しみの後、
「どうせ私なんて必要ないんでしょ!いじめないでよ!」
「私はこんなに相手のこと考えて尽くしてるのに、その言い方はないでしょ!失礼すぎる!」
という怒りに変わり、一気にその人、またはその環境から離れないと自分を保てなくなる。

そもそもの原因は、相手?自分を犠牲にしすぎたこと?
でも犠牲っていったい何?どこまでが犠牲?自分の考え方ひとつで線を引くことはどうしたらできる?

もちろん、その人と距離を置くのは大切な手段だけど、けっきょく身近な人にもそうなってしまうことがあるから、自分のことをもっと大切にしながら、HSPの特殊気質をうまく使いこなしていきたいと思う。

相手が仮に怒っていたとする。
でも自分は怒っていない。
けど今までは、自分を瞬時に抜け殻にして、相手の感情の方に乗り移る能力を無意識に発揮していた。

最初は私は怒っていなかったのに、自分には怒られるくらい価値がない、怒りを感じとり、自分がいじめられている気分になるほどに。

まるで幽体離脱しているように、相手のフィーリングに価値を置いてしまう。
いやいや、自分の魂よ、もうそっちへ乗り移らなくてもいい。笑


私の中にずっといてくれ。
んで私が「そらいけー!」って合図する時だけ、芸人のたっちのように
「幽体離脱〜」って向こうの刺激や感情をキャッチしまくってほしい。



なんでこんなこと無意識にしてるんだ?と思ったけど、
「相手の細かい細かいことまで考えられる優しくて親切、でもそのぶん傷つきやすい自分」でいいとどこかでOKを出していたのかもしれない。

親がそうだったか、そういうもんだとどこかで感じ取ったのか。わからないけれど。

相手は怒ってる、私は怒っていない。それだけのこと。
感じ始めるのはいつだってそのあと。

相手の感覚より、自分の感覚を誰よりも大切にする。
これはなかなかすぐにはできないかもしれないね。
今日からさっそく練習していこうと思う。

「ここは他人のところへ幽体離脱すなーー!!あの人より私をみて!今は私のところにいなさい自分の心よ」

ってなん度もツッコミみながら。


才能も、勝手にダダ漏れさせる取り扱いできないもので終わらせるんじゃなくて、自分が自分で自由にコントロールできるようになって使いこなせるようになれば、ものすごく生きやすくなると思ってる。

もっともっと、自分のことを知っていこう。


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