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東條というワンコ

色々なことがあり過ぎた34歳の頃。
これまた電気がピカン💡とついたみたいな
直感的な出会があった。

どうしよう、とか、大丈夫かな、とか
そんな思いは不思議な事に
一つも持たなかった。
ペットショップで待っていてくれたのが
私の頭の中の想像にはまったくいなかった
ミニチュアシュナウザーの男の子だった。
(その頃は、里親ってあまりなかったような。私が知らなかっただけかな。。。)

今の夫である彼が、 
ワンコに会いにやって来て、
名前はどうしようか、、と、
面白い名前ないかな、と、
なぜか、人の名字を色々言い合う中で、
そのワンコにピッタリな名前が見つかった。
その名も『東條くん』

この日から、東條は、
私の天使🪽ちゃんになった。
そんなに甘えん坊ではなく、
マイペースに一人遊びができる東條。
そして、何にも興味を示して、探検家。
だけど紳士で、おっちょこちょいなところもあった。初めて会うワンコと人間以外の動物、
ニャンコに自ら挨拶しに近づき
ひっかかれたり、
窓から外に出て、お隣のお家にお邪魔していたり。。。

初めての海への入水は、何故か
雪の積もる冷たい海🧊
いつも自由なお散歩だったから、
思いがけず入水😶‍🌫️
それから、海は砂浜以外は苦手。
ライフガード来て泳ぎの練習してたっけ💦

山は大好き⛰️
誰よりも早く走って行って、先を見て、
教えに戻ってくる。
「早く来て‼︎」と、泥んこの手足で、
嬉しそうに飛びついて来て、
私も夫も泥んこに。。。

そんな楽しい日々。。。

3歳になろうとする時、
弟となるトイプードル、
ジャックがやって来て、東條は、
「オレに近づくな‼︎」と言いながら、ワンコの流儀を教えてた。
東條は、ジャックに
めちゃくちゃ厳しかったけど、
ジャックは、東條が大好きで、
ずっと跡を追いかけてたな。
弱虫ジャックは、「ビビるな💢」と
東條によく怒られてたっけ。
そのおかげで、
ジャックは非常におりこうさん。

そんな勇敢で、優しくて、愛おしくて、
私の天使で🪽
もっともっと言葉では表せないくらい
大好きな東條くんは、
16歳でお空へ旅立った。。。
最後まで、勇敢だった。
最後の日の朝、あの真っ直ぐ前を見つめる
眼差し。。。
私も東條も、最後だって、わかってたね。
どうしても、仕事へ行かなければならない
私への優しさだった、、って思うことにしてる。(人間って、勝手だね。)

東條、いつも私を助けてくれて、
支えてくれて、
毎日毎日、「おかえりー」ってしてくれて、
一緒にどこでも行ってくれて、
本当に本当にありがとう。。。

東條は、私の一生の宝物💎

そして、東條の最後にずっと一緒にいてくれた
夫とジャック。
本当にありがとう。。。
私にとっては、感謝でしかない。

まだ温かかった東條を抱っこさせてくれて
ありがとう。。。

「東條」と呼んで、最後まで優しく丁寧に
診てくださった先生や看護師さんへも
感謝しかない。。。

東條は、いつまでも
私の天使で宝物💎🪽
ジャックもだよ。




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