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鹿児島ドリームウェーブ球団ヒストリー

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2005年に、イベントをきっかけに誕生した社会人野球チーム『鹿児島ドリームウェーブ』。生まれては消えていく球団が多い中、17年目を迎えた2022年現在も「クラブ日本一」を目標に走… もっと読む
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記事一覧

球団ヒストリー70.積年の課題、練習場所の確保Ⅱ

なぜ今、このことについて書くのか? ところで、今になって練習場所の確保について書こうと思…

加納かおり
3週間前
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球団ヒストリー69.積年の課題、練習場所の確保Ⅰ

週末夜の必然 鹿児島ドリームウェーブが正式発足した2006年ごろ(当時のチーム名は鹿児島ホワ…

加納かおり
3週間前
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球団ヒストリー68.レジェンドの男気

「もうやめるか?」 「監督を引き受けてくれる人がいない。もうやめるかな…」 鹿児島市城南…

加納かおり
1か月前
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球団ヒストリー66.混迷を極めた監督人事

熱意の大功労者 2007年、初代監督の鵜狩道夫さんが急に退任されたことにより、思いがけず監督…

加納かおり
2か月前
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球団ヒストリー64.財政面の救世主と功労者

前回も少し触れた『支援型自動販売機』設置の経緯とそれに関わる方々について、ここで改めて書…

加納かおり
3か月前
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球団ヒストリー63.スポンサー企業に訊く~(株)ゼンケイⅠ

2024年現在、鹿児島ドリームウェーブで一番多いのが株式会社ゼンケイの所属選手・スタッフだ。…

加納かおり
4か月前
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広報だより~2023年シーズンを振り返って②主観的トピックベスト3

1.フィジカルとメンタル 戸嶋監督が、昨年の就任直後に話しておられた。 「フィジカルが鍛えられていないと、メンタルもついてこない」。 一年前の彼らは体力がなかった。 すぐにバテて気力もなくなっていた。 勝ちきれず長ったらしい試合をして疲れ果て勝ちを逃す、そんなチーム。 今季は違った。 前半は勝利という形にはうまくつながらなかったが、少なくともダラダラと長い試合はほとんどなかった。 ダブルヘッダーでもヘバっている選手はほぼいない。 体力がついた!そして同時に気力で負けな

球団ヒストリー62.監督という重責

監督退任!? ところで、実は2012年限りで当時の末廣昭博監督は退団を決めていたという。 「確…

加納かおり
5か月前
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球団ヒストリー61.動物園⁉

即戦力の入団 2013年の新入団は15人。新卒でブランクのない選手も多い。 全国大会に出場した…

加納かおり
5か月前
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球団ヒストリー60.新時代~入団ルートの確立

大学からの入団がなかった理由 2009年ごろから、選手を求めて第一工業大学(現・第一工科大学…

加納かおり
5か月前
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球団ヒストリー59.新時代~キャプテン交替

優しいキャプテン 解体の危機から九州制覇、全国大会初出場という激動の時代を牽引してきたの…

加納かおり
5か月前

球団ヒストリー58.就職斡旋草創期

先述したように、2012年から就職の斡旋を始めた鹿児島ドリームウェーブ。 受け入れ先企業であ…

加納かおり
6か月前
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球団ヒストリー57.『優勝』の威力

解散も厭わない改革を断行し、チーム名を『鹿児島ドリームウェーブ』と変えて再出港した2012年…

加納かおり
7か月前

球団ヒストリー56.一瞬。

決戦の地、西武ドーム! 第37回全日本クラブ野球選手権大会が行われる場所、西武ドーム。 このグラウンドに立つと「天井に吸い込まれそう」だったそうだ。 そう、この天井にある『穴』に。 大きいということは知っていたはず。 それでも予想以上に大きく広く設備も整っていて、あまりにも圧倒的なNPBのスタジアム。 その大きな大きなバックスクリーンに映し出される自分の名前。 こんなすごい球場で野球ができるんだ! その喜びにどれだけ胸が高鳴ったのだろう! これは現チームの話になるが、7