何もないようで何でもある私と皆

親から
「あんたは何もできない」と
言われ続けてきた私は
「自分は何もできない」という
想いが人一倍強かった


その事を村で一緒に暮らしている人に話したら想定外の答えが返ってきた


「何もないようで何でもあるよ」と。


その人曰く
「環境ごとに求められるスキルは違う。
例えばここで凄いとなる人は
魚が採れたり火おこしができる人。
でも現代社会では通用しない。
ある環境では重宝されるけど
ある環境では生きられない。
そういう意味で
皆何もないようで何でもあるんだよ」と。


それを聞いて
「そうか。
合わなければ
身を置く環境を変えたらいいのか。」と思った


例えばフルアテンドのツアーなら
お客さんが指示通り動いてくれなくて
イライラするのはわかるけど
自由なツアーで
指示通り動いてくれなくてイライラするのは
環境に合っていない


けれどどちらの感情も間違いではない
ならば自分がこれだ!と思った場所に
身を置くのは決して逃げではないのではないか
自分が心地いいと思う場所を探すのは
自分の人生を生きる上で
必要な事なのではないか
そんな事を思った

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