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自己紹介

【発達障害って生きづらい。自身の経験から】

学校って、友達がいて、先生がいて、いろんなことを学べて、おいしい給食食べれて、楽しいところだと思う。

だけど、ずっと座って話を聞いたり、視覚情報なくお話だけが続いたり、話の脈絡と目的が迷子になってるような何を言いたいのかな?って話だったり、わ、この大人、自分の都合で子どもに価値観押し付けてる、こっちの話聞いてもくれないんだ、、だったりな場面になると、ふっと関心のアンテナが切れちゃう。

で、つまんないなーって外みてたり、ボーッとしたりしてると、当てられたりするんだよね。

風が気持ちいいし、そよそよそよぎ揺れる木の枝や木漏れ日、校庭の体育。机に映る影。そんなことに興味がいく。

定規に書いたマジックの名前が擦れてるのが妙に気になったり。

はい、教科書出して、って言われて「やば、また忘れた!」ってなったり。提出書類も最後の最後。

そもそも学校行くのに、いつもギリギリで、家出た瞬間から学校までずっとダッシュでいってた。もちろん間に合わない時もあり、遅刻常習犯。

また遅刻か!

よく怒られてたなぁ。

これがやりたい!ってこだわりが強いから、好きなことは「もうやめたら?」って言われても没頭。

反対に興味ないことは、全くやる気がおこらない。

片付けもできない。どれをどうやったらら片付くのか、って事がまずわからない。思考は整理できるのだけど、3次元のものが整理できない。

3次元空間の位置関係の理解ができないんだろうな。方向感覚がなく、道が覚えられない。

短期記憶苦手。すぐ忘れるので、今は記憶庫がわりにノートを持ち歩いて全部メモしてる。to doリスト(視覚化)にしないとやる事進まない。

興味関心があっちこっち飛ぶ。マルチタスク混乱。

発達障害は、育て方とかの問題ではなく、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。
 

でも、世の中の人はとかく
「できないことをできるように!!」
って事をさせたがる。

それをやると、とにかく人がさらりとできて、自分は底辺レベルでできないことをひたすら頑張ることになるので、自分はできないやつだ、という自己認識がひたすら深まる。

めっちゃできちゃう事とかがあるもんだから(凸凹が激しい。ちなみに中学の成績はオール5だった事もある。。。)「この子はできる」と思われて、できないところを「みんなと同じように頑張りなさい!」と言われる。

その結果、自分はできるのかできないのか、頑張ってないからできないのか、分からなくなり、心のバランスがとれなくなり、二次障害の起立性調整障害とかになる。

さらに自分ができてないから怒られるんだ、、とさらに頑張り続け「なんでできないんだ!やろうとしないからだ!」と周囲言われ、自分も自分を責めて、適応障害にもなった。

さらに過去から積み重ねた悲しみや怒りを我慢して、蓋して閉じこめてるので、トラウマが心にたまってる。これは教訓。我慢はしちゃいけない。

そして、子育て中、自分が子ども時代から大人になるまで怒られたり、辛かった事と同じような場面(できないものに取り組もうとしない、やってもできないとか)が、目の前に起きると、過去の記憶のフラッシュバックし「なにしてんの!?そんなんじゃダメ!!」って心の傷が叫ぶ。で、目の前の子どもを必要以上に怒ってしまう。

目の前の子どものやった事がトリガー(引き金)になってるだけで、反応してるのは過去の傷ついた時の自分。そんな大人っていっぱいいると思う。

過去の、辛かった、頑張ってたけど「できない、いやだ」って言えなかった自分が、泣いてるんだよね。

子どもの頃は、楽しくてやりたいと思う事をとことんやったらいいと思う。苦手の克服はほどほどに。

「なんでそんなこともできないの?」
「いっつもそうだよね!?」
「気をつけて直したら??」

散々言われてきたけど、ごめんなさい。
散々頑張ってきたけど、50過ぎた今でも直せません。

そのかわり、好きな事に没頭したら

「そんなの無理に決まってる!」
「身の程知ったほうがいいよ」
「できると思ってんの?」

って言われた事も、けっこう実現してってる。

子どもに関わる大人にお願いしたいこと。

どんな子でも、いいところと得意な事があるはずです。できない事は助けてあげて、できるところをトコトン伸ばしてあげてほしい✨

ペップトークは、発達障害の子どもや大人が楽に行動できるようになる言葉がけでもありました。

発達障害、なんて情報がなかった時代。
ただの「変わった子」だった自分は、今、小学校で、同じような子ども達にどんな支援が必要か、寄り添いながら考えてます。

「また今日もできてないね」

って言う人には

「今日も一生懸命やろうという気持ちで取り組んでるんですよ」

って子ども達の通訳します。

「歩きながらですが、話は聞いてます!」
「できない事もあるけど、めっちゃ出来ることたくさんあるんです!」
「自分との付き合い方を学んでるとこです!」
「まだできない時もあるけど、春からしたらすごく成長してますよ」

通訳していけば「変わってる子」「できてない子」も「個性的な子」「頑張ってる子」になってくる✨

通訳してくれる大人を増やしたい。
大人の心の傷も癒やしたい。

あぁ、私が作りたい世界、行きたい世界、まだまだだ。でも、やりがいがある。

発達障害や愛着障害を持った子たちが生きやすい世界。
自己理解と他者理解の進む、柔軟な価値観の世界が作れますように。

写真は、先日の魅力アップセミナーをサポートしてたときに横井 美和さんに撮ってもらいました✨自分も魅力アップしていきたいなー⤴️

#あなたはあなたのままでいい 
#ペップトーク 
#発達障害  #ADHD #ADD #ASD
#自己肯定感  #コミュニケーション
#自分の魅力を全解放 
#個性を活かし輝き合える社会へ

どりーむさぽーとLABO代表理事/どりーむさぽーと研究所 所長/一般財団法人日本ペップトーク普及協会認定講演講師・研修講師・教育普及部副部長/公立小学校発達障害児サポーター/一般社団法人アルバ・エデュSpeak Up!認定プレゼン講師シニアインストラクター

【経歴】
福岡県立修猷館高等学校
東京女子大学文理学部心理学科
株式会社セブン-イレブン・ジャパン広報室
国分寺市プレイステーション プレイリーダー
国分寺市立第四中学校PTA会長
こくぶんじカレッジ1期生

【特技】
・競技ダンス(ラテン)、東大競技ダンス部 全日本戦団体優勝、個人入賞
・書道 ・ペンデュラム

【自分をいい状態にしてくれるアクション】
踊る、子ども達と一緒に過ごす、大樹の下でくつろぐ、神社参拝、猫ともふもふする、風や水を感じる

東京都国分寺市中心に活動中。
動物占い…ゆったりとした悠然の虎

2018年「どりーむさぽーと研究所」を設立起業。
2021年 東京国分寺でNPO「どりーむさぽーとLABO」設立
2022年 国分寺市から学校の先生、生徒、保護者向け「ペップトーク」の講演会、研修を行っています。


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