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大好きな世界に浸れる喜び

私が前から楽しみにしていた番組が昨日からスタートした。

私は時代劇が大好き。

一番大好きなのは奈良時代で、次に好きなのが平安時代、特に高貴な女性の衣装や佇まいにときめく。

昨年の年末は私の試練が凝縮していた、やっと暗いトンネルから脱け出せた時、YouTubeで光る君への予告動画を観たのである。

私は一気にときめき、神様がご褒美をくださったように感じて、それまでの苦労が報われた気持ちになった。

だから年明けが楽しみで待ち遠しかった。

昨日は娘がHey! Say! JUMPのライブに行って留守だったので、私は夕食作りを途中で中断して、夢中で視聴した。

予想外の展開もありとても面白かった。

光る君へがスタートしたことにより、これからの楽しみが増えたので本当に嬉しい。

どうして私はこんなにも高貴な女性の衣装や佇まいに憧れ、夢中になってしまうのだろう?

幼い頃からずっとそうだった。

だから今の暮らしは、スマホからLeminoで中国と韓国の時代劇ドラマを視聴して、自分も高貴な女性になったかのように感じ、妄想を膨らませている。

大好きな世界に浸れる時間がとても幸せだ。

昨年までは、それを許せない自分が勢力を持っていて、アプリもdTVからLeminoに移行してからは、観ているドラマが何度も中断して、なかなか最後まで辿り着けず、いつも苛立っていたものだった。

私っていつも運が悪い、それが私だからこの状況も仕方ない、とどこかで諦めていた。

時代劇ドラマにはお決まりのパターンがあるように思う。

ヒロインは美しく才能もあるけれど、不運に見舞われ、苦難の連続を味わう、なかなか自分の才覚を発揮できず、努力が報われない。

最終回になり、ようやく苦労が実を結び、幸せになる、又は新たな苦難へと突き進んでいくというパターンだ。

私の人生もその通りなんだと、ヒロインと自分を同化して観てしまう傾向がある。

でもそろそろワンパターンを変える時が来ている。

ヒロインは最初から簡単に報われていい、みんなから愛されて、自分の才能をどんどん発揮してずっと幸せに暮らしていい。

私はもう苦労はしない。

簡単に報われる人生を生きる。

だからこれからは、悲劇のヒロインを返上しよう!と決めた。

悲劇のヒロインはドラマや映画の世界だけにとどめよう。

大好きな世界に没頭して浸れるようになったのは、私がドラマのヒロインと切り離し、観客として楽しめるようになった証なのだ。


ここまで読んでくださって感謝します。

幸せをありがとうございます✴️












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