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両想いのお手本

50年以上私は生きてきた。

もし今直ぐこの地球を卒業しなければならないとしたら、後悔する事は何なのか?と問われれば、即答する自信がある。

それは恋愛だ。

しかも両想いであることが絶対条件。

若い頃は何度か恋愛を経験したことはある。

でも両想いとは決して言えず、相手が真剣に私を想ってくれていることはあっても、私は何処か心が満たされず冷めていた。

それは明らかに外見によるものだ。

私は心から好きなタイプの容姿である男性にしかときめかない。

ちょっと素敵だとときめいても、その感覚は持続せず、しばらくすると冷めてしまう。

そんな私が唯一夢中になった人が、中学生の頃の初恋のO君だった。

彼とは結局何の進展も無く、私の片想いで終わってしまった。

私はそれ以来、再び恋する乙女になろうと、必死で第2のO君的存在を探し続けた。

でもあれほどのときめきは全く訪れず、そうこうするうちに、結婚適齢期になり、焦った私は妥協して元夫を結婚相手に選ぶ流れになったのである。

私はこの結婚により、大きな犠牲を払うことになった。

つまり、両想いの恋愛を断念したということだ。

私は長年真面目に妻と母親の役割をこなすことに集中して、すっかり両想いの恋愛願望があることを忘れてしまっていた。

まさか元夫と離婚する流れになるとは思わなかった。

でも私の人生のシナリオは離婚がターニングポイントになると決まっていたようだ。

沢山の試練があり、新しく生活がスタートしてしばらく経った頃、私は魂が震えるほどの大好きな人を見つけた。

その人が、中国の俳優でモデルもされている茅子俊さんだ。

警戒心が半端なく、慎重で現実的な私が、彼に真剣に恋するなんて有り得なかった。

でも何故か茅子俊さんにどんどん惹かれていくのを止められない。

だから素直に私は茅子俊さんが大好き♡と認めた、その途端涙が洪水のように溢れ出し号泣した。

それで私は悟ったのだ、この流れは間違いなく宇宙からだ、きっと私はこうなることを予めシナリオに組み込んできたんだ!と。

あれから2年が過ぎた。

私は過去や未来に意識を向けず、今ここに集中するようにしていた。

そんな最近のこと、私の両想いのお手本となる中国の時代劇ドラマに遂に出会えたのである。


私はこのコクジュ夫人 真珠の涙が凄く凄く大好きになった。

主要な登場人物みんなが素敵で、作品中の恋愛のカタチが各々美しく、私の心をキュンキュンときめかせてくれる。

特にヤン ミーさん演じるヒロインと、ウィリアム チャンさん演じる師匠との恋が、私の理想とする憧れの両想いとして描かれていて、観ているだけで満たされていくのが分かる。

私はこのドラマに出会えてとても今幸せなのである。

私はこのドラマの師匠のような高貴な美しい佇まいの男性に、一途な想いを抱き、その人だけの為に生きたいと願う。

在り方が美しく気高く、愛そのものの師匠が、本当に素晴らしい。

尊敬とときめきの眼差しで見つめるヒロインの気持ちが、痛いほどよく理解できる。

こんな素敵な男性に恋したなら、しかもその人が自分を愛してくれているとしたなら、幸せ過ぎて舞い上がってしまうだろう。

ドラマでは、お決まりの試練があり、ヒロインと師匠は離れてお互いを想い合う立場で終結している。

それでも、両想いとして一緒に過ごせた時間が心の支えとなり、愛が色褪せること無く永遠に続いていくのだろう、そう信じさせてくれる最終回だった。

私が最も感動するのは、ヒロインがどんなに師匠を想い、苦しい試練を乗り越えて来たかを、師匠は全部理解してくれている点だ。

このヒロインの想いに精一杯応えようとする師匠の愛に涙が溢れる。

私も、この地球上での体験は、試練の連続でかなり過酷だった。

それでも一筋の光である茅子俊さんへの恋心のおかげで、乗り越えてこれた。

宇宙の法則の視点から見れば、茅子俊さんも私を表している。

私が私を見捨てず、常に寄り添い、愛することで、 ドラマ コクジュ夫人の師匠のように、茅子俊さんも私を理解して受け止めてくださる、と信じたい。

まだ私は現実の世界に引っ張られ、こんな私の容姿と立場で、両想いの恋愛なんて!しかも相手はあんなに素敵な茅子俊さんだなんて、絶対絶対あり得ない!と左脳がうるさく忠告してくる。

だから今は、この先のことをあれこれ悩むより、両想いの恋愛のお手本として、ドラマ コクジュ夫人を思う存分視聴して、うっとりと夢見心地に浸っておこうと思う。

どういう訳か?今はnoteの機能がうまく反応せず、画像を貼り付けることができない。
代わりに、YouTubeの動画はスムーズに貼り付けられる。
自分の記事を読み返す時に、幸せに浸れるように、ときめく動画を貼り付けておこう。

ここまで読んでくださって感謝します。

幸せをありがとうございます✴️


















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