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若手クリエイターが考える才能の息吹かせ方〜発信編〜

みなさん、お疲れ様です。
飯島夢です。

連載企画、第3回目になりました。
いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。

だんだんネタ切れになることを懸念しつつ、
今日は「発信」というテーマでお話します。

発信は、どうしても向き不向きや好き嫌いがあると思うので、あくまで1つの例として聞いていただけたら幸いです。

みなさんは、日々発信をしていますか。

もしかしたら恥ずかしさから発信を避けていたり、何を発信したらいいかわからないからできなかったりする人がいるかもしれません。

その気持ちを理解しつつも、地道ながら発信を実践してきた立場としてはやっぱりメリットの方が大きいなと思ってしまいます。

発信したいけど、できていない。
そんなあなたに向けて、少しでもヒントになればと思って、書きます。

発信は、自分を知ってもらう手段。

当たり前ですが、会ったことの無い人や関係性が薄い人からすれば、自分が何に興味を持ち、何を望んでいるのかということは、外に出さないと伝わりません。

ある人から聞いて、すごく良いなと思って胸に置いている言葉です。

「やりたいことは、自分の外に置く」

自分自身も、このことを意識しながら日々発信することで、人から声をかけてもらいやすくなったと感じています。

内に秘める熱意、アピールしなくても評価される環境はもちろん素敵ですが、少しでも自分を知ってもらうためには、発信に対して前向きに捉え、自分のペースでアクションしてみることをおすすめします。

表現と実体のバランスを取る

それでもなお、「アピールしても、実力がついてこなかったら」という不安はついて回るかもしれません。

私も複数の若手クリエイターから、
このような悩みを聞いたことがありました。

これはあくまで私の考えですが、そこは表現している自分と実体としてのスキルが見合っているのか、バランスは取れているのかと常に問い続けるしかないと思います。

「自分をどう表現するか」に思考が寄りすぎていて、実体が伴っていないと思えば、スキルや経験を磨く時間をちゃんと取る。

スキルや経験を磨いているが、それが正しくアピールできていないと思えば、SNSで少しでも発信をしてみる。

この表現と実体のサイクルを回すことが、
いちばん有効な手段だと考えています。

GOの三浦さんからも同じようなアドバイスをもらったことがあります。

「世界観の発信と、それを体現する仕事のサイクルを回していくこと」

昔からの言葉で言うと、「言行一致」かもしれません。

当たり前ですが、言も行もなければ、一致は生まれないわけです。
大事なのは、両方。

ただ、ここでぶち当たるのは、「どっちが先か問題」ですよね。

「何か誇れる実績ができたら発信しよう」と考えがちですが、
発信はいつどのようにやり始めるのが良いのでしょうか?

実績が無いうちは、何をアピールする?

まだ何も実績がなくて、何をアピールしたらよいかわからない。

かつての私にも、このような悩みがありました。

そんな時におすすめなのは、「実績」を発信しなくてはならないという
縛りから自分を解放してあげること。

そうです、実績じゃなくてもいいんです。

私が営業時代にコピーライターを目指していたとき、まず始めていたのは、コピーライターになるためにやっている行動やそこで学んだナレッジを少しずつ発信することでした。

まずは社内への発信から始めてみるのもいいと思います。

これを続けていると、「いつも見てるよ!頑張って」と応援してくれる人、「このコンペ出てみるのはどう?」と情報を提供してくれる人など、周りの人たちが自分に手を差し伸べてくれるのを感じました。

実績じゃなくてもいい。
今の自分が思うクリエイティブに対する思いや価値観、実績を積む途中経過だからこそ語れる努力など。

今の自分だからこそ発信できることはたくさんある。

「実績を積んでから」と思うと、それっていつになるかわからないけれど、アピール先行で、まずきっかけを掴むことが大事だと思います。

そして、アピールをしてきっかけを掴んだからには、「これで実力が伴わなかったらどうしよう」「頑張らなきゃ口だけになってしまう」と少し焦りの気持ちが沸き起こるはずです。

そんな気持ちが生まれてきたら、アピールした自分と今の自分のギャップをゆっくり着実に行動で埋めていけばいいんだと思います。

皆さんも、潔い発信、始めてみませんか?

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