青と 緑と 高井さん
「青もみじ」は緑で 「青がえる」も緑で「青りんご」も緑で 「青菜」も緑で 「青信号」も緑で。「青だいしょう」も緑の蛇だし、「青汁」も緑で 「青大豆」だって緑色の豆で・・・
緑の立場から言わせてもらうと、自分は緑色なのに「青」って呼ばれるのは、ちょっと不本意なんじゃないかな?と。
青空は本当は青くないのに 青空で。青い海も本当は青くないのに青い海。かなり青が優位にたっている、というか。なぜなんだ?
「青緑」という色はあるけど「緑青」って書くと、それは「ろくしょう」が真っ先に思い浮かんで。これは銅につく錆だから・・・やっぱり「緑」だって、面白くないはず。でも、宇宙からみると地球は「青い」ようだから、青が優勢なのか?
まあ「高井さん」という姓の人の背が低くても「たかいさん」って呼ばれるし。
要するに名前と実物が同じでなくてもいいわけで。感じたことを感じた通りに表現するのもあり、だとしても。みんなが「青信号」と言うのを、一人だけ「緑信号」って言い続けるとなんだか変だし。
小さい子供に「なんで緑色なのにアオガエルなの?」と聞かれても、咄嗟に説明できないし。「なんで背が低いのにタカイさんなの?」と聞かれても。。。
青と緑と高井さんに 聞いてみたい。
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