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106.何をしてもダメな子と何でもできる子

「お仕事」関係の浄化について、少し書いてみます。
実践しながら検証しているので、まだまだ歯切れが悪い部分もありますが、
本日のテーマは、こちら!

(o゜▽゜)o☆「何をしてもダメな子」と「何でもできる子」です。

実は、これ、両方とも小学生時代の私のことです。
仕事だけでなく、教育も少し絡むお話。

「何をしてもダメな子」だった私が、1年後には、「何でもできる子」に生まれ変わりました。
成績も急上昇。色々な作品が入賞し、お友達も増えます。
なんだか、怪しい商品のCMみたいですね。

さて、いったい何が起きたのでしょうか?
・・・勘の良い方はお気づきですね?

「担任の先生(上司)が変わった。」

では、先生が変わることで、いったい何が変わったのでしょうか?
そこを、掘り下げてみたいと思います。

まず、私が「何をしてもダメな子」だった時の、先生(上司)は、
・いつもイライラしている。
・めったに笑わない。
・生徒をほめない。
・よくわからない理由で突然怒り出す。

私だけでなく、クラス中が委縮してシーンと静まり返っていました。
「怒られたくない」からです。
放っておけば、のびのびと自由に動き出す子どもたちが、微動だにしない空間。まるで軍隊のように。ちょっと異様な雰囲気でした。

何より問題だったのは、「先生(上司)が生徒(部下)に、何を求めているのか」が、全く伝わっていないことでした。

正しい行いが、わからない。だから、みんな動けなかったのです。そして、先生の目の届かないところで、小競り合いやトラブルも多かった。
せめて、間違った行動をした時に怒ってくれればいいのですが、それも少しずれた怒り方でした。
何故か、よくわからない理由で、クラスの代表として、私が先生から叱責されることが、ありました。当時は、学校が嫌で仕方がありませんでした。

一番理不尽だったのは、同級生がケガをした時、近くにいた私が悪いということになり、何故か私が同級生に謝罪をさせられたことが、ありました。
同級生全員の前で、「私のせいで申し訳ありません。」と泣きながら謝りました。悔し涙でした。
子どもの頭では、何が起きているのかわかりませんでしたが、大人になった今思うのは、本当は、先生が、同級生の親御さんに謝りたかったのではないかと思います。「私のせいで申し訳ありません。」と。

はーい。ブラック企業にお勤めの企業戦士の皆さん。
お気づきですね。この構造。よくあるパワハラ上司と一緒でーす。
思い当たる上司がすぐに、浮かんだそこのあなた。「お疲れ様です!」

では、私が「何でもできる子」になった時の、先生(上司)について、掘り下げてみましょう。
・生徒同士のチームを作る。
・生徒全員に、役割と責任を持たせる。
・適性を見分けて、仕事を振り、少しずつ難易度をあげ、挑戦させる。
・先生の指導方針(指示)が明確。
・頑張った子は、しっかりほめる。
・約束を守らないと、めちゃくちゃ怒られる。
・先生も間違えた時は、謝る。

当時は、先生の指導についていくので、必死だったのですが、ルールが明確だったので、何を頑張ればよいのか、とてもわかりやすく、勉強や課題に集中できました。
そして、先生の指示通りにやると、めきめき結果が出るので、面白くて、どんどん、やりたくなるのです。しかも、いつの間にか、自分でも工夫するようになり、得意なことが増えました。学校が楽しかったです。

この先生には、勉強を教わったのではなく、勉強の仕方、学ぶ姿勢を教わったように思います。いまでも、とても感謝しています。

仕事も同じではありませんか?
上司から、作業内容を教わるだけでなく、仕事の仕方や、仕事を通して、人としてのあり方を教わることはありませんか?
やらされているのではなく、仕事が楽しく、どんどん工夫がしたくなる。
そんな職場や上司に恵まれた人は、ラッキーだと思います。

私は、仕事でも「何をしてもダメな子」と「何でもできる子」の両方を体験しました。
どんなに努力しても全く評価されない職場と、のびのびと楽しく働ける職場です。

働きやすい職場は、「何を求められているか」が、自分にとってわかりやすく、自分のした行動が、「成果に結びつきやすい」、そしてどんどん工夫して、「会社を通して、社会を良くしたくなる」環境でした。

残念ながら、ブラック企業と呼ばれる組織では、方針自体が迷走していたり、成果が出づらかったり、チームワークが取れなかったり、様々な理由で働きづらくなっています。

環境や、上司との相性がすべてと言われると、悲しくなってしまいますが、
自分にとってわかりやすい職場か、自分の得意なことが発揮しやすい環境か、相性のようなものもあると思います。

私も、まだまだ試行錯誤中で、偉そうなことは言えませんが、
あらゆる努力をしてもうまくいかず、死を選ぶくらいなら、環境を変えるという手段も残されています。
そして、これからは、環境を自分たちで作っていく時代になるようです。

世の中のブラック企業が、減りますように。
少しでも、働きやすい職場が増えますように。
あなたが生かされる場所に、たどり着けますように。

I love you.

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