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33.浄霊のような活動1(男子高校生)
突如、寝ようとすると頭からモーター音がするようになった私。
変化はそれだけではありませんでした。
現実と夢を紡ぎ合わせるように、不思議な体験が続きます。
ある日、部屋に赤い光の玉が現れました。なんだろう?と思っていたのですが、特に何かはわからず、問題もなさそうなので、放置。
ある朝、目覚める瞬間に、「ドン!」と胸に強い衝撃が走り、赤い玉が胸に吸い込まれてしまいました。
「あ、やばい」と思いましが、どうしたらいいのかわかりませんでした。
その日から、何故か、体の背中側に、薄い座布団のようなものがぺったり張り付いた感覚があるのです。椅子に座ると、何かを挟んでいるようにふわっと感覚が鈍いのです。
「あれ?なんかついてます?ってか憑いてます?」
思春期に霊障のようなものはあったものの、明らかに、憑かれたと自覚したのは、初めてでした。
「エアバックいらず♪」なんて、面白がっていたのですが、不思議な体験が起きている間、私は全く食事が食べられず、寝ても眠れていないので、どんどんやつれてしまうのです。
「どうしよう、これ。」またもや、私は手相の人に話をします。
すると、その人がもらってくれるというのです。「そんなことできるの?」
方法は、よくわからなかったのですが、その人と離れると、私の体は軽くなり、手相の人の背中にどっしり移ったようでした(重かったそうです)。
そして、私は、その夜ある夢を見ます。
高校生くらいの男の子が3人やってきて、「手作りのご飯が食べたい」と言うのです。一人ずつの好みに合わせるのは大変だと思った私は、「カレーを嫌いな男子はいない」という信念に従い、カレーを作り、ふるまいました。
「おいしい。おいしい。」と食べた後、彼らは白い光の玉になって、消えていきました。
夢はここで終了しましたが、確認すると、手相の人の体感も軽くなったとのこと。
そして、何故か、私のもとに来た霊(?)が、一旦手相の人の元に行き、その間に、私がその霊(?)にまつわる夢を見て、空に上げるという謎の共同作業が勝手に始まってしまうのです。
※スピリチュアルの勉強も、除霊の経験もない私が、実体験について、ただ記載しています。フィクションとして楽しんでいただけると助かります。
I love you.
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