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私だからできること

こんにちは!
TSUBAKI projectリーダーの、久安瑞貴です!

梅雨がなかなか明けず、雨と湿気と暑さにやられてしまいそうになりますね。

皆さんも、この時期はどうかお体に気をつけてお過ごしください。

そして、全日のTSUBAKI projectクラウドファンディング、無事に目標達成し、二年ぶりにネパールの女性のお祭り、TEEJに伝統衣装サリーを届けることができます!応援していただいた皆さん、本当にありがとうございます!!現地に資金が届き次第、TEEJの準備が始まりますので、9月のTEEJにむけてますます盛り上げていきます!

シェルターの女の子たちのとびっきりの笑顔を届けるので、みなさん、今年のTEEJを楽しみにしていてください!

TSUBAKIの活動詳細を知りたい方は、ぜひクラファンページとTwitterをのぞいてみてくださいね!

クラファンページはこちら!→https://camp-fire.jp/projects/view/440370
TSUBAKIのTwitterはこちら!→ https://mobile.twitter.com/tsubakiproject

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さて、今回のお題は「メンバー哲学」

TSUBAKIの活動を続けてきて、リーダーになってからは、自分に求められている役割、自分がなれる役割の変化を感じ、自分がどれだけその役割を果たせているのか、考えることが多いです。

国際協力に関わる人、社会全体でも言えることですが、目指す世界は同じでも、人それぞれの役割は違う。その役割を自覚することはとても大事なことだと思っています。

なので今回は、TSUBAKIの中での私の役割について書こうと思います。


私の思う私のTSUBAKIでの役割は大きく3つあります。


1つ目の役割はバトンをつなぐ役割です。これは前の記事にも書いたのですが、今日はもう少し詳しく書きたいと思います。

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私は2年前初めてTSUBAKIの存在を知って、メンバー募集に応募しました。NPOとしてまだまだ赤ちゃんの、Dream-Hackの非営利プロジェクトとして成長中のTSUBAKIは、メンバーも入れ替わりながら、試行錯誤の中この3年間を過ごしてきました。

昨年のTEEJでコロナウイルスのためクラファンを中止にした悔しい思い、

2年前にネパールに行った時に感じた思い、

やめたメンバーや、一回目のTEEJに参加した人たちの、

「またTEEJやりたい」「サリーを着ている女の子たちの笑顔が見たい」

という思いをつないだからこそ、今のTSUBAKIがあると思っています。

続けてこなければ、2回目のクラファンも達成しなかったし、TSUBAKI projectはなくなっていました。

私はその2年間辞めずにTSUBAKIをつないできたことそのものが、今の自分の役割に繋がっていると思っています。これが、私の1つ目の役割です。


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2つ目の役割、それは、シェルターの女の子、そして職員さんとTSUBAKIをつなぐことです。

私はメンバーの中で唯一英語を話します。ネパールに行った時も日本からも、自分がみんなの思いを代弁して英語で伝える機会がよくあります。ネパール語ができなくても、自分の思いを直接現地ガイドを介さず伝えることができる、私が持つ唯一の手段です。まだまだ下手ではありますが、英語を習わせてくれた両親に感謝しています。

TSUBAKIの活動は、人道的支援ではなく、人と人との信頼関係によって成り立っています。だから信頼関係が一番大事で、これからもそれは変わらないです。

Dream-Hackとしてではなく、お金を渡すからではなく、TSUBAKIをTSUBAKIとしてシェルターの皆さんに信頼してもらえる関係をつくること。

TSUBAKIとパートナーであるShakuti Samuha(シャクティサムハ)が直接信頼関係を築くことで、TSUBAKIとシェルターがお互いに自立して信頼し合う関係をつくることを目指しています。


言うまでもないことですが、

このプロジェクトの主人公は、シェルターの女の子たちです。

その彼女たちにとって、当然ではありますが、TSUBAKIという名前はあってもなくても関係のないこと。それよりも、シェルターに来てくれた私たちの存在の方が、ずっとよく覚えていてくれている大切なことです。

彼女たちには、サビティリ(私のネパールネーム)がシェルターに遊びに来てくれたことが一番に記憶に残っていることなんです。

シェルターにいる女の子たちが一番楽しみにしているのは、「日本から来たサビティリがまた遊びに来てくれること」以外にないし、これからもそれは変わりません。

だから私は必ずまたネパールに行くし、ネパールで待っている友達のところに遊びに行くと決めています。

そんな風に、人の関係が一番大事なプロジェクトだからこそ、TSUBAKIに関わる人たちとシェルターの女の子たちの関係を一番大事にしたい。その関係を離れていても長く続けるためには、5年、10年とを時間をかけて関係をつくる必要があるプロジェクトだと私は思っています。

今はTSUBAKIの存在が関係ないとしても、時間がかかってもいいからTSUBAKIを続けることで、TSUBAKI projectとシェルターの女の子たちの関係も少しづつ築いていきたい。そうすれば私だけの関係ではなく、TSUBAKIと女の子たちの関係に少しづつでもなっていくと私は思っています。


そして最後に、リーダーという役割。

TSUBAKIのリーダーになって早半年、いつもの倍ぐらい成長しているし、それと同じぐらいの失敗もしています。そのおかげでミスしてメンバーに迷惑をかけることも多々あります。

不器用な性格で、全然形になっていないところも多々あり、それに根気よく付き合ってくれていて、遠慮せず私に対して批判的になってくれるメンバーにいつも助けられていて、メンバーには感謝しきれません。

リーダーである間に私だからできることは何か、次のバトンをつなぐときが来るまでの残り時間、できることを精一杯やって残していきます。

私がやりたいことは、TSUBAKIとシェルターの女の子たちとの絆を深くすること。そして、TSUBAKI projectが必要なくなるときまで、TSUBAKIが持続的に活動できる土台をつくることです。

シェルターとの関係づくりは、ネパールに行けない間は女の子たちと直接かかわることはできませんが、職員さんたちを通じてTEEJを盛り上げ続けることで、間接的でもつなげていって、今できることを続けます。

そして土台作り。今のTSUBAKIを応援してくれている人がありがたいことにたくさんいて、これから長くTSUBAKIの活動が続くことを望んでくれています。TSUBAKIが続くためには、資金調達や信頼を得るための発信など、まだまだ仕組みづくりが必要です。

その一方で、国際協力の非営利プロジェクトでは、一方的にお金や物資を支援する関係の場合、支援の打ち切りを行う、エンドラインを決めることが必要なこともあります。

これからどんな未来を辿るにしろ、TSUBAKIがこれからどんな形でシェルターの女の子たちと関わって行くのか、私はワクワクしています!!

頼りないリーダーでは終わりたくないし、次のバトンを繋ぐとき、後悔のないように。まだ成長しなければいけないことが山積みですが、いろいろ考えるのは、行動して結果を残してからで!!

目の前の課題を一つづつ、こなしていきます。

最後になりましたが、TSUBAKI projectは今年の9月初旬に、ネパールの女性のお祭りTEEJを、シェルターの女性たちと盛り上げていきますので、
ぜひクラファンページでの活動報告をご覧下さい!

ここまでお読み頂きありがとうございました!!次回はTSUBAKIメンバーの榊原の投稿です!!
お楽しみに!!

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