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(人生を変える読書感想文)武士道/新渡戸稲造【PHP文庫】再読ver

自分の人生を変えている読書感想文。私なりの視点での感想なので、それは・・ということもあるかもしれませんが、他者を知るという心でお願いします。ネタばれ・要約・まとめはありません。感じ方は100人いれば100通りだと思うからです。

本を手にした背景やきっかけ

社会人1社目の先輩に教えてもらった書籍で読んだときの衝撃は忘れられません。カッコイイ!それから時が経ち、改めて自分は何に命を使うのか?と問い始めた時にもう一度読みたいと手に取りました。

本のあらすじ

かつての日本には、わが国固有の伝統精神があった。武士道もそのひとつである。それは、新渡戸稲造が1899年に英文で『武士道』を発表し、世界的な大反響を巻き起こしたことでもわかる。
当時の日本は、まさに文明開化の真っ只中であった。怒涛の如く押し寄せる西洋の新しい価値観によって、社会全体がことごとく西洋化していった。その変わりゆく姿を見て、新渡戸稲造は「日本人とはなにか」を問い直そうと考え始めた。そして彼は失われゆく日本の伝統精神を振り返ったとき、「武士道」こそが、日本人の精神的支柱であり、それを世界に広く紹介することが日本のためになると考えた。
本書はその現代語訳である。発刊当時の明治期と同様、現代の私たちは急速な国際化の中で、日本人のアイデンティティを見失いつつある。今こそ私たちはもう一度「日本人とはなにか」を問い直す時期にきているのではないか。倫理観・道徳観を改めて考えることができる格好の書。

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私の勝手な感想

熱くなりました。刀を腰に据えて歩く者としての「在り方」です。剣を振る時にむやみに振るようなことがあってはならない。だからこそ、多くの教養が求められた。権力を持つモノが備えるべき知性や道徳・哲学・美学・倫理学のすべてを感じた気がします。この本を読んで、自分の人生をどう生きたいか決まった気がしています。

活かす/活きていること

退職届出しました(笑)

武士道を読んだから退職したという事ではなく、この本を再読することで、命を何に使うのかという究極の問いへの答えが決まったという感じですね。
一番有限な命に対しての向き合い方が経済的視点に寄りがちだった私にそれだけじゃないよと気づかせてくれる一冊でした。
武士は何のためにいきるか?というところで、私はこの国為に何かしたいと思う事に対して真っすぐ向き合ってみようと思ったのです。
剣道の「剣はこころなり」という話などが色々繋がっていく面白さを感じています。

経済的弱者を減らして社会保障を減らすことで日本を強くする!
未来に希望を持てる日本作りに関与するんだーーーー!!


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