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昔のこと

寝る間際、昔のことを思い出した。
もう会うことのない親友との思い出。

幼い頃はよく自転車で公園に出かけたり、家でゲームをしたり、時間があれば共に時間を過ごした。当時の僕は、とても幸せだったと思う。ひたすら、楽しかった。ただ、僕は彼女の気持ちを理解することが出来なかった。そのせいで彼女をとても苦しめたと思う。学校に行くのが嫌ならば、それで良かったのだ。変に、学校の先生から「親友なんだから、彼女のことをよろしく」という言葉を真に受けて、真面目に引き受けてなかったら、もっと彼女はのびのびと出来たのではないだろうか。僕は当時、半ば強引だったと思う。

そんな後悔もたくさんある中で、いつか見た花火大会の思い出が何十年ぶりに蘇って、二度と見れない景色ゆえに、儚げでキレイで愛おしく思った。

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