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多摩川花火大会 2023



先日数年ぶりに多摩川の花火大会を観に行ってきました。

多摩川花火大会は、東京都世田谷区と神奈川県川崎市高津区にまたがる二子橋付近(東急田園都市線二子玉川駅・二子新地駅周辺)の多摩川河川敷で行われる花火大会で、世田谷区たまがわ花火大会と川崎市制記念多摩川花火大会各々で開催されています。

両大会は別々の大会ですが、開催場所が隣接しており、「二子玉川の花火大会」として同一の大会とみなしている面もあるそうです。
(ウィギペディア参照)



上京した年の初めは仕事終わりに急遽ビルから少しだけ見て、2度目は二子玉川駅のホームからちらっと。
そして今回はもっと近くでしっかり観たいと思い、仕事を早めに切り上げ会場へ向かいました。

この日は混雑が予想されるため電車は臨時で出ていて二子玉川以外の上野毛など他の駅でも分散して降りてほしいというアナウンスが何度も流れていました。

二子玉川駅に着いた時には既に人で溢れかえっていて、到着してもすぐに降りられず混雑が緩和されるまで暫く車内で待機しなければなりませんでした。

花火が始まるのは18時からでこの時まだ16時過ぎだったけど既にこんな状態だったから一瞬帰ろうかと頭をよぎりました。

「花火は1時間しかないけど、こんなに人が多かったら何時に帰れるだろう?」

「人が多過ぎて既に疲れる。。」


無事に帰れるか不安だったけど、前々から楽しみにしていたし、やっぱり観たいなと思ったので人混みに紛れて会場まで歩き出しました。

周囲を見渡すと家族連れやカップル、友達と来ている人、外国人観光客などの姿があり、皆花火を楽しみにしていたんだなぁと感じました。(実に4年ぶりらしい)

多摩川の花火大会は会場が二つあるからどっちに進んで良いのかわからず、とにかく人の流れについていくような感じで歩き続けました。(多分私が観たのは世田谷の方)
人が多いからなかなか進まないし、思ったよりちょっと遠かった。

終わったら早めに帰れるよう後ろの方で良い場所はないか探しました。
既に早くから席取りをしていたであろう人達がビニールシートを敷いてお酒を飲んだりご飯を食べたりしていました。

「やっぱりビニールシートは必要だったか」

私は特に用意していなかったので持っていたビニールのエコバッグをビニールシート代わりにしておひとり様らしき人の横にさりげなく座りました。

何とか席を確保し、花火が打ち上がるまで30分くらい時間がありました。
特に喋る相手もいないし、沢山撮影するつもりでいたから携帯も無駄に触らないようにしていました。

こういう時一人だとちょっと寂しい。。

隣にいたおひとり様だと思っていた人は気付いたら誰かいて、結局自分だけ1人だったかぁと内心笑いました。

開始まであと10分になった頃、ポツポツと雨が降り出しました。

「え?雨?もしかして中止になる!?」

周囲もざわつき始め、どうなるんだろうと心配しましたが18時になった瞬間花火が上がりました。

写真だとあまりきれいじゃないけど本当に綺麗でした。
シャッターチャンスが難しい

花火っていつ上がるかわからないからシャッターチャンスが難しくてほとんどビデオ撮影にしました。

儚げに散っていく花火が好きで、実は花火職人に憧れた事もありました。

花火を眺めながらこっちに来て初めて観た時の事を思い出したり、未来の事を考えてみたり。。

花火ってやっぱり肉眼で観るのが一番綺麗だな。


18時半を過ぎた辺りから早々と帰る人達の姿がありました。
「私も早めに切り上げて帰るのが良いかな?」

そう思っていると、「最後の10分が凄い」と近くにいた人の話声が聞こえたので最後まで観て帰ることにしました。


小さい花火から大輪の花火が連発。

そして。。。



最後に大きいの来たーーーーーー!!!!!

画面に収まりきらない大迫力


大きな歓声と拍手で花火大会は幕を閉じました。

終わった瞬間皆早く帰ろうとぞろぞろと動き出す。

私も早く駅まで辿り着けるよう余韻に浸る事なくすぐさま片付けて駅に向かいました。

予想通り帰りも混雑してて駅に着くまで30分くらいかかりました。


河川敷近くだったせいか風も少しあって肌寒かったけど、やっぱり観に行って良かったです。


来年もまた観れるかな。

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