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人生で2度目と3度目の骨折をした話 2

昨日の記事の続きです。

9月6日にヒビをいかせた左足の指の一週間後(13日)の診察に行く。
レントゲンを撮ってもらった所、特にずれている事もなく徐々に回復しつつあるらしい。
次の診察は2週間後と言われ、ほっとして帰路についた。

そして、その翌日、人生3度目の骨折をする事になる。
その日は買い物に出かけていて、移動中は直近に控えている複数の演奏会のことについて考えていた。ありがたい事に、現在、月に2〜5回程の割合で演奏会の本番がある。規模はさまざまであるが、気の合う仲間と一緒に好きな音楽を奏でる時間は至福の時間である。
その日も、「この日までにこれだけ練習しなきゃ」とか「この日までにこの曲のアレンジを考えなきゃ」とか頭の中をランダムに渦巻き、その隙間に今日、スーパーで買うものをアレコレ考えながら駐車場を早足で歩いていた。

足元の車止めに気づかずに…。

そして…見事につまずいて転倒、左膝を強打してしまった。
すぐに、かなり痛みを感じ、膝を見たら擦り傷と、既に腫れかけていた。
それでも、せっかくここまで来たのだから、と痛い足を引きづりながら買い物をして運転して帰宅。
でも、さすがに先日の例もあるし、現にかなり痛いし、まだ午前中の診察時間には間に合うので、帰宅後すぐに病院に向かった。

「またですか」と言われるかな、とドキドキしながら待っていたが、この日は院長先生ではなく、週一で来られている替わりの先生だった。
膝はかなり腫れていたので、血液をかなり注射器で抜き取られ…
そして、レントゲンの結果、膝のお皿の内側に横一筋にヒビが入っている事が判明した。

そして、24時間、ニーブレスという固くて長いサポーターを装着する事になり、左足を曲げられない生活を要される事になる。

ただ、幸いにも、私は松葉杖までは使わなくてもよいようだ。
左足を引きづって歩くので、かなり時間がかかるし、階段も一段ずつ慎重に上がり下りしないと危ない。
だけど、何とか、家での生活は出来ている。
何よりも、ピアノが弾けている事が、何とも嬉しい事である。
もちろん左足を伸ばしっぱなしなので、重心をかけにくいし、左足でのソフトペダルは踏めない。だけど、右足のペダルは差し障りなく踏める。ソフトペダルを要する部分は、なんとかタッチを工夫して凌いでいくしかない。

9月末に予定していた、私のソロコンサートは来年1月に延期になった。
だが、他の伴奏、アンサンブルでの演奏会は予定通りできている。
もちろん電子ピアノを運んだりしなければいけない会場の時は、周りの方々に手伝ってもらいながら…車の運転も、やはり危ないので、長距離の時は人に乗せてもらうようにしている。

こんなふうに、かなり不自由にはなったけれど、それと引き換えに周りの方々が助けてくれている事に感謝している。
もちろん、家庭では夫が普段以上にいろいろ手伝ってくれたり、漠然とした不安に対する相談相手になってくれている。
そんな周りの愛情に感謝しつつ、日々、良くなる方を向きながら(?)過ごしています。

ケガを通して感じたこと、
雑感もろもろ…また次の投稿で書きたいと思います。

読んでいただきありがとうございます。

#骨折 #骨にヒビ#膝蓋骨骨折


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