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初夏の試練 【鼻出血】

 初夏の試練シリーズ第二弾。

 今日は、鼻出血についてです。

 鼻の粘膜が傷つきやすいのか、つい触ってしまうのか、鼻血が出やすい人って一定数いますよね。そして出やすさのほかに、止まりやすさっていうのもあって、それも人それぞれってことが多いです。

 私も小さなころはよく出ていましたが、すぐに止まるタイプの鼻出血でした。なっちも私に似たのかしょっちゅう出るけれどそこそこ止まりやすいタイプの鼻血です。また、代償性出血といって女の子の周期との関連もありそうです。

 夜中や朝に体温が上昇し熱がこもってしまっている時、入浴中など、それこそ体が温まっているときなどが多く、出始めると自分で分かるようでひたすら手で鼻をこすってしまい、私たちが気が付いたら顔中血だらけ、何かのナマ肉を召し上がりましたか!?っていうほど手も衣類も布団も真っ赤っ赤という事態になっています。

 止まりにくい鼻血ではないのでそれほど慌てる必要はないのですが、なっちに気づかれたら秒で擦られてしまいあちこち汚されてしまうので、汚れが広がらないように対処しなくてはなりません。

 寝ているときは本人が気づかないうちに止まっていることも多いようでそれほど被害は大きくなりませんが、起きているときは大変です。

 そのあたりにあるタオルをつかんで水で絞り、冷えたタオルで鼻翼部分を押さえてアイシング+止血。ついでに顔や手の血を拭く。

 濡れているタオルは血で汚れてもすぐに洗濯すれば落ちやすいですし、ヘルパーさんが対応くださる場合で万一手袋をする時間がなくても分厚いタオルで対処していただくと素手で触らなくて済むので感染予防にもなります。

 止まりにくい時はティッシュを丸めて詰めるタンポン方式も取りますが、一人では手が押さえられず、すぐに抜き取られてしまってうまくいきません。一人の時は鼻翼を押さえておくくらいしかできないことが多いです。出血を止めることよりも汚染を広げないことに対応している間に出血が止まる、という感じです。

 慣れると大したことはないのですが、拒否と大暴れと汚染拡大に対抗し時間との戦いなので、結構大変なケアになります。

 これも体温上昇と同様、初夏に多い体調の変化です。

 

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