ビット深度

カメラの性能でよく聞くビット数。8bit,10bit,12bit。そもそもビット数ってなんなのか、なにに関係があるのか、8bitと12bitの違いはどれくらいなのか、などなど疑問が沢山なので調べてみた。

ビット深度とは

1ピクセルあたりに割り当てられるデータ量。単位はbppで、12bit=1ピクセルあたり12bitだよ、ということ。

ファイルサイズの計算もできる。例えば24bppで解像度が1920x1080であれば

1920x1080x24=49766400bit=6.2MB

となって 6.2MB/fpsという巨大なファイルになる。これが非圧縮動画

色数の違い

RGBで24bitの場合 R,G,Bにそれぞれ8bitずつ割り振られる。8bitは10進法で256色を表現できる。なので24bitの場合

256色x256色x256色= 1677万色

となる。

画質の比較

TVやPCモニターはほとんどの場合24bit(1677万色)までしか表現できない。ですが、アニメや映画なので元々24bit以上で撮影された映像の場合、30bitでエンコーディングすることで、結果的にバンディングが軽減されて、色表現が滑らかになり、画質の向上が望める。

気になるカメラのビット数

GH5 : MOV 422 24fps / 10bit

bmpcc 4k : Blackmagic RAW / 12bit

bmpss 6k : Blackmagic RAW / 16bit ( DaVinci Resolve使用時 )

ARRI alexa mini : ARRIRAW 24fps / 12bit


ビット数はそこまで高くなくてもいいものなのかも知れない。大切なのはビットレートと色表現の階調。つまりダイナミックレンジなのかな。次回はダイナミックレンジ。

参照

ビット深度(色深度)とは?10bit・24bit・30bitなどの違い【動画 https://aviutl.info/color-depth/
ARRI ALEXA MINI https://brains.florianmilz.com/ucdb/arri/alexamini


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