見出し画像

見た目を悪く言う人は、1度鏡をよく見てほしい




過去の友達に、他人の見た目を悪く言いがちな人がいた。
知り合いだけに留まらず、通りすぎる子の評価までしだした。


○○「ねぇあの子さ、ブスすぎない?」

私「そう?そんなことないと思うけどな〜、
○○ちゃんは痩せてて綺麗よね!」


とりあえず褒めて、話を逸らす。
もちろん褒めてるのは本心だけれど、見た目の
悪口は、聞いていて心地良いものではない。
もしや私も…!?と、自分も影で何か言われてるのではと心配になる。


何かとてつもなく酷いことをしてきたわけでもない人を、貶すのは違うと思う。いくら本人が聞いていなかったとしても。


よく自分を棚に上げて、他人を偉そうに評価出来るなと思う。
他人を貶すより先に、自分を1度鏡でよく見てこいと言いたくなる。


その子は、もちろん私にも悪く言ってきた。





「お前と都会に行きたくない。お前がデブなせいで、私がナンパされないじゃない!!」



私はその言葉を聞き、
もう、我慢しなくていいやと吹っ切れた。



「私がいなくても、お前に声なんかかからないよ。自意識過剰というか、その自信がすごい」



ここでは省くが、お互い暴言を吐きまくった。
腹が立ったが、むしろ思ってたことを言えるチャンスだと思い、ひたすら言った。
前々から他人や私を見下す発言が多かったから、いつか言ってやろうとは思っていたのだ。

最終的に、その彼女が男どもを味方につけ、
私が僻んで悪口を言いまくった哀れな奴ということとして、クラスに広まった。

今思えば、自分は彼女と違いモテないし人脈もないし、誰かを味方につけるほどのあざとテクもないので、立場を弁えた上で喧嘩すれば良かったと思う。
本当に、世渡り下手な自分に嫌気がさす。



でも、これで良かったんだと思う。
ずっと思ってたことを言えたのだから。
こんな展開にでもならないと、悪口を本人に直接言える機会なんて無いからだ。
それに、ただ彼女の性格が悪いだけではと見抜いている子もいたからだ。
実際それで、クラス(主に彼女と、その取り巻き)からハブられたものの、不良の優しい少女に助けられ、不登校から逃れることが出来たのだ。
折角だから、この話はまた別に書こうと思う。


話がだいぶ逸れてしまったけれど、
やはり、見た目の悪口を言う人は嫌いだ。
そういう人こそ、私のことも確実に陰口言ってそうだから、なるべく関わりたくない。


見た目なんて、人それぞれ。
生まれ持ったものもあるし、何かしら理由があって見た目が変わることもある。
それを他人にどうこう言われる筋合いなんて無い。
全国のお母様がお腹を痛めて産んだのに、
その宝物を軽率に貶すことなんか出来ない。
自己嫌悪に陥るほどの心無い言葉を投げかけられたせいで、トラウマになったり、自己評価が低くなってしまう人もいる。
明らかに人を傷つけるものだとわかっているから、出来る限り言いたくない。



この投稿を読んでる人で居ないと思いたいけれど、【何こいつ、いい子ちゃんぶってるの】
と思う人もいるかもしれない。


いい子ちゃんではない。
【悪口を言われすぎて、歪んだ人間】だ。
だから、他人の痛みには敏感な部分がある。
ただそれだけのこと。
それに、一々人を観察して美貌評価するほど、
他人に興味がないからだ。



人として生を受けた以上、
見た目とは切れない縁なのだと思う。
現代は多様性が話題になっている時代なのだから、これを機に、どんな見た目も「個性」として受け止め合っていける世の中でなってほしい。

この記事が参加している募集

多様性を考える

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?