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新しい旅のスタイル

コロナ禍で旅行したくてもできない人が沢山いると思うが、アフターコロナでコンシャストラベルが注目されるのではないかと記事で取り上げられていたのを目にした。そこで今日は、コンシャストラベルという新たな旅について書いていこうと思う。


そもそもコンシャストラベルとは何なのか?と思った人が多いだろう。コンシャス(conscious)とは、意識の高いという意味がある。端的に言えば、環境問題だけでなく、地域や経済にもプラスとなるような旅のスタイルだ。


オーストラリア政府観光局がコンシャストラベルを紹介したサイトを開設した。自然がいっぱいで多くの生き物が生息するオーストラリアでは、そういった生態系や環境を守り、学びながら旅をするサステイナブルなスタイルを提案したのだ。例えば、ユネスコの世界遺産に登録されている世界最大のサンゴ礁のグレートバリアリーフは、地球温暖化の影響でサンゴが死滅してしまっている。そんな世界遺産を守るためにサンゴ礁や海洋環境にやさしい宿泊施設を選んだり、ビーチでの過ごし方など私たちの行動を見直す必要があると指摘する。

オーストラリアなどの海外に限らず、国内でも同じである。持続可能な宿泊施設を選ぶことで、環境や地域活性化に貢献できる。例えば、オーガニックのタオルやシャンプーが置かれている所や地下水を空調や館内の電気として一部利用する所もある。無農薬野菜を使った食材で料理を振舞ったり、使い捨てのアニメティは置かず必要最低限の備品をおいたり、さまざまな工夫が施されている宿が国内にも多数存在する。


旅をしながら社会貢献ができるコンシャストラベル。環境にやさしい行動をしつつ旅をすれば楽しさも倍増しそうだ。そして地球温暖化による問題が多いいま、私たちがすべき事をもう一度見直すべきであると私は思う。

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