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ホームランで球場の照明が爆発し、花火になるシーンに感動「ナチュラル」

私の中では「フィールド・オブ・ドリームス」に次ぐノスタルジックと野球愛に溢れている映画です。本当にアメリカ人は野球を自国の文化として大切に育ててきたというのがわかります。

1930年代のアメリカ。若き才能あふれるロイは高校を卒業して、プロ球団テストを受けるため、シカゴに向かいますが、不幸な事故が起きて、プロ入りを果たせず。

ところが、35才になった彼が突然球界に現れます。その当時は35才で野球選手をすることは考えられなかったことでしょう。チームメートからも年寄り扱いされ、ずっとベンチです。

ある日打撃練習で、目を見張るようなパワー弾をバンバン放つロイを見て、彼を試合に起用します。

もうこのあたりで謎だらけです。彼は今までどこで何をしていたのか。彼はどのように球界入りしたのか。なぜここまでパワーがあるのか。私は謎は謎のままで、気になりませんでした。

それよりも彼が野球を純粋に愛していることや観客が心から野球を楽しみにしていること、バッドボーイが彼に向ける尊敬の眼差し、もちろん彼の活躍のシーンに酔いしれました。

そして、圧巻は、ホームランの球が球場の照明に当たり、花火のように球場いっぱいに光が花咲くシーンです。

まるで花開いた彼の人生を祝福しているかのようです。プロ野球選手やスポーツ選手は長く活躍するだけでなく、例え一瞬でもどれだけ人の心に残る活躍をするかが大切だなと思いました。一般の会社員でもそうなのではないでしょうか。

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