Y-san |映画大好きガイドがピンときた「使える!」映画の中の英語表現

アメリカ映画•ドラマフリークの通訳ガイドです。今まで観てきた映画•ドラマの中で出会った…

Y-san |映画大好きガイドがピンときた「使える!」映画の中の英語表現

アメリカ映画•ドラマフリークの通訳ガイドです。今まで観てきた映画•ドラマの中で出会った「使える!」英語表現を紹介します。

最近の記事

「ここ座ってもいいかしら」”Mind if I join you?”(ヤング•シェルドン)

カフェで空いている席を見つけたとき、「ここ座ってもいいですか」と聞くことがありますよね。英語では” Is this seat available?” や”May I sit here?”などの表現をよく使います。 しかし、今回紹介する”Mind if I join you?(ここに座ってもいいですか)はただ単に席が空いているかどうか聞く表現ではありません。「その席に座って一緒にお話しをしてもいいですか。」というニュアンスを含んでいます。 したがって、親しくない人に聞かれた

    • 「何事もなかったわ」"It was uneventful."(オールド•ダッド)

      子どもの頃、親に「今日学校どうだった?」と聞かれるのが嫌でした。先生に怒られたり、友だちとトラブった嫌な一日でも「特に何もなかった」と答えていました。それは大事になったり、追及されるのが面倒だったからです。これはどこの国でも同じで、大人でも同じなんですよね。 映画『オールド•ダッド』では息子の幼稚園に迎えに行っていろいろやらかしたジャック。奥さんに「どうだった?」と聞かれて、”Oh, it was great, smooth, uneventful.” 「よかったよ、スムー

      • 「この仕事に全身全霊を注いでいます」"I put my heart and soul into this business."(オールド・ダッド)

        通訳ガイドをやっていて、お客様からよく聞かれる質問の一つに「この仕事好き?」です。 もちろん" I like it very much. " "I love it." 「大好きです」と答えて、その後に「〇〇(お客様のファーストネーム)のような素晴らしい人に会えるからね。」と言うのが定番です。 でももっと" I love it." の他に「本当に本当に好きなんだよ」と言うのを伝える表現はないかと探していました。 そんな時に出会ったのが、"I put my heart an

        • 「(彼氏•彼女というより)精神的に頼れるって感じ」"It's more of a mental rapport."

          彼氏彼女ではないけれども異性の親友のような存在の人っていますよね。なんでも話せて、一緒にいると安心する人。 自分では同性の親友と同じように接していても、周りは「彼氏なんでしょ」「彼女できたのか」と放っておきませんよね。 そんな時に「彼女(彼氏)じゃない」と否定するよりも” It’s more of a mental support” 「どっちかというと精神的に頼れる関係」と言うとそれ以上突っ込まれなくなること間違いなしです。 ドラマ『ヤング•シェルドン』でも9歳のシェル

        「ここ座ってもいいかしら」”Mind if I join you?”(ヤング•シェルドン)

          「人生で一番運動した2分間」"The most athletic two minutes of my entire life."(ヤング・シェルドン)

          「人生で一番運動した」というと大げさかもしれませんが、例えば受験の日にバスが遅れて、会場までの5分間死ぬほど走った時なども"The most athletic 5 minutes of my entire life. と笑いをとることができますよね。 マラソン大会に初めて出た時なども"The most athletic 42.195km of my entire life. 「人生で最も運動した42.195km」や"The most athletic 6 hours of

          「人生で一番運動した2分間」"The most athletic two minutes of my entire life."(ヤング・シェルドン)

          「美しさに賞味期限はありません」"Beauty has no expiration date."(80 For Brady)

          いやーこの表現、日本人男性はなかなか言えないですよね。でも言ったら効果テキメン。 映画『80 For Brady』はオーバー80の仲良し女性4人が大好きなフットボール選手のプレーを見るためにヒューストンへ行く話です。 そこで出会った男性に「あなたは元メイフラワーガール(タレントアイドル)でしたよね」と尋ねます。女性は「大昔の話よ」と謙遜した後に男性が言った言葉が、"Beauty has no expiration date."「美しさに賞味期限はありません」と言います。

          「美しさに賞味期限はありません」"Beauty has no expiration date."(80 For Brady)

          「自分の時間」"time to be me" (賢いお金の使い方)

          自分の時間というと一般的に”my time”を使いますよね。もちろん、それがベストアンサーでしょう。 ところが、今回ドキュメンタリー『賢いお金の使い方』で、” I don’t really have a lot of time to be me”「自分の時間はたくさんないの」とウェイトレスの仕事を2つ掛け持ちしている女性が言っていたのですが、その時” time to be me”(直訳すると自分になるための時間)という表現にビビっときました。 自分の時間=自分になるための

          「堅い仕事」”suit-and-tie job”(恋のツアーガイド)

          一昔前はサラリーマンといえば、スーツにネクタイが定番でした。今はIT企業はじめ、オフィスカジュアルでオーケーな会社も増えました。 ただ、金融機関や公務員などいわゆる堅い仕事ではいまだにスーツにネクタイですよね。なので、堅い仕事をしていると相手に伝えたいときは、”suit-and-tie job”と言えば相手がイメージしやすいかもしれませんね。 いまだに自分の息子がスーツを着てネクタイをする堅い仕事に就くことを望んでいる親も多いのではないでしょうか。 そればどこの国でも同

          「まずは値切ろう」"You gotta bargain first" (恋のツアーガイド)

          そうそう、これこれ、値切る、海外旅行での必須テクニック。皆さんは値切るの得意ですか? 私は大の大の苦手です。なので映画『恋のツアーガイド』のアマンダの気持ちものすごくわかります。 ベトナムのマーケットで素敵なスカーフを見つけたアマンダ。値切らずに言い値の10ドルで買おうとしたのですが、ベトナム人ツアーガイドに"You gotta bargain first"「まずは値切ろう」と言われて、恐る恐る「5ドルにして」と値切ります。しかしマーケットのおばさんの反応はノー。ベトナム

          「まずは値切ろう」"You gotta bargain first" (恋のツアーガイド)

          「観光客」「旅人」"Tourist" "Traveler" (恋のツアーガイド)

          皆さんは旅行が好きですか。私は旅行が好きですし、旅行を楽しんでいる人が好きなので、ツアーガイドの仕事をしています。 ところで、旅行する人を"tourist"や"Traveler"など色々あらわす単語があり、あまり気にせずにごちゃ混ぜに使っていますが、映画『恋のツアーガイド』でベトナム人のツアーガイドが、"tourist"と"traveler"の違いについて面白い意見を述べていました。 彼によると"A tourist wants to escape life, a trav

          「観光客」「旅人」"Tourist" "Traveler" (恋のツアーガイド)

          「大人な人たち」"well-adjusted people"(初心者のための幸せガイド)

          日本語で「あの人大人だよね」とよく言いますよね。感情をコントロールできるとか余裕があるとか、空気を読んで対応するなどですよね。 英語でそれに似たような言葉がなかなか見つからなかったのですが、映画『初心者のための幸せガイド』で"well-adjusted people"「精神的に安定した人たち」と言うのを見つけて、これだ!と思いました。 大人な人を表現したい時は、"well-adjusted person", "well-adjusted people"を使ってネイティブの

          「大人な人たち」"well-adjusted people"(初心者のための幸せガイド)

          「隠し事のない性格なんだ」" I am an open book." (初心者のための幸せガイド)

          「隠し事のない、わかりやすい、オープンな性格」です。と自己紹介の時に話す人っていますよね。まあ、日本人で自分からそう言う人はなかなかいませんが。 "I am an open book."「隠し事のない性格なんだ」と言う表現は意外に映画やドラマなどで使われています。そして、その前後に続くのが、「だから何か私に対する質問があったら、何でも聞いてね」です。 映画『初心者のための幸せガイド』は、離婚したばかりの女性が人生を取り戻そうと過酷なキャンプツアーに参加をするのですが、その

          「隠し事のない性格なんだ」" I am an open book." (初心者のための幸せガイド)

          「ひとり?」"Are you here on your own?"(サマータイム)

          私はお一人様大好きでイベントや旅行など1人で行きたいところにガンガン参加するのですが、その時「ひとりで来たの?」「ひとり旅?」とよく聞かれます。お一人様が一般的になった今でもひとりで何かアクティビティに参加するのはまだ珍しいのかもしれませんね。 私も旅先などで、ひとりで旅行してそうな人がいたら、「ひとり?」とよく聞いてしまい、お互いひとりなら一緒に行動することもあります。そんな時に使うのが"Are you here on your own?"「ひとり?」という表現です。ひと

          「電源が入らない」"It won't turn on."(サマータイム)

          スマホをトイレに持ち込んで水没させてしまった経験がある方はいらっしゃいますか。その瞬間の「あ〜やったった」と言うショック計り知れないものがありますよね。そして半泣きで水から救い上げ、恐る恐るスクリーンをチェック。画面にはなんにも表示されていない。電源を入れても反応しない。その時は気が狂わんばかりになりますよね。 ドラマ『サマータイム』でもそんなシーンがあります。サマーという女の子が、プールの中にスマホを落としてしまうのです。そして電源を入れて"It won't turn o

          「頭がキンキンする」"Brain freeze!"(YESデー)

          夏にかき氷を思い切り食べたときに頭がキンキンしますよね。そんな時” I have a headache “「頭痛い」と言ってきましたが、”Brain freeze”「頭がキンキンする」の方が何百倍もわかりやすいですよね。 映画『YESデー』でとても食べ切れないような大量のアイスクリームを食べるシーンが登場します。時間内に全部食べれば無料、食べきらなければ40ドルを払わなければなりません。その最中に子どもが”Brain freeze”「頭がキンキンする!」と叫んでいたのが耳に

          「今は優先事項じゃないの」"At the momont, it's not my priority." (DIARIES〜マイ・スクール・ダイアリーズ〜)

          好きなことだけど、今はそれよりもやらなきゃならないことってありますよね。そんな時、周りに「それ好きだったんじゃないの?なんでやらないの?」としつこく聞かれて、困ってしまうことってないでしょうか。 そんな時には”I really love (好きなこと), but at the moment, it’s not priority. “「好きだけど今は優先事項じゃないの」と言うこの表現をそのまま使おうと思います。 ドラマ『DIARIES〜マイ•スクール•ダイアリーズ〜』では、

          「今は優先事項じゃないの」"At the momont, it's not my priority." (DIARIES〜マイ・スクール・ダイアリーズ〜)