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4-3 ぜん息の長期管理に使う治療薬について教えてください


ぜん息の調子が良い時にいかにうまく対処するか

ぜん息とうまく付き合うコツです。



ぜん息は

発作がなく、調子が良いと思っている時でも

気管支の粘膜が腫れが続いている病気です。



ぜん息治療の三本柱は

「薬物療法」「環境整備」「体力作り」

であり、

治療・コントロール目標に向けて

長期にわたり続ける必要があります。


長期管理薬とは

ぜん息治療の三本柱の一つの「薬物療法」のことで

慢性的な気道の炎症を抑え

発作が起こらないようにする薬です。


気道の炎症を抑えるために

長期間使用し、

発作を未然に防ぐように

日常的に病状をコントロールする意味から

「長期管理薬(コントローラー)」

と呼ばれています。


具体的には、以下の薬があります。

・吸入ステロイド薬

・ロイコトリエン受容体拮抗薬

・クロモグリク酸ナトリウム

・テオフィリン徐放製剤

・生物学的製剤


長期管理薬は

発作が起こった時に使ってすぐ効くわけではありません。


発作がなくても毎日定期的に使って行くことが何より大切で、

発作がない期間を出来るだけ長く続けるほど

気道の炎症状態は改善され

ぜん息発作は起こりにくく

なっていきます。





<参考資料>

「ここが知りたい小児ぜん息Q&A(環境再生保全機構)」

https://www.erca.go.jp/yobou/pamphlet/form/00/archives_915.htmlhttps://www.erca.go.jp/yobou/pamphlet/form/00/archives_915.html


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