十四の心の耳
小さい時
僕は
とっても
ゆっくりした子どもだった
今でも
そうかもしれない
母からは
よく
なにグズグズしているの!!!
と叱られた
僕は
亀が好きだった
ゆっくりとした動作で
ジッとしていて
都合が悪くなったら
甲羅の中に閉じこもって
なんか
自分に似ている
親近感を感じていたのかもしれない
大人になった今も
なんか
亀が好きで
相変わらずゆっくりが好きだ
一人で
本を読んだり
考えごとをしたり
暗いお風呂の中でボーッとしたり
なんか
亀を見たくなってきた
亀を眺めながら一日を過ごしたい
そう
思いながらも
今の自分は
本来の自分とは真逆の
忙しい毎日を過ごしている
人からは
よくそんなにたくさんの仕事ができますね!
とも言われることも多々ある
でも
心の底では
せめて
どこかで
本来の自分で居たいなあ・・・
と思っていたのだろう
という訳で
僕は
Dr.モッシーになることにした
子どもたちの心の音に
モシモシと
耳を傾け
子どもたちのお話を
十四の心の耳で聴き
ジッと
子どもたちが育つのを待つ
Dr.モッシー
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