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急性増悪(発作)時の病院受診のタイミングは?

「強いぜん息発作のサイン」がひとつでもある場合には、

直ちに医療機関の受診が必要です。


特に顕著な呼吸困難や意識レベルの低下(意識低下あるいは過度な興奮)がある場合には、救急隊の要請をします。


また、「強いぜん息発作のサイン」がなく、手元に気管支拡張薬(吸入や内服薬)がある場合には使用し、症状が改善したら自宅で様子をみてよいです。


しかし、

「気管支拡張薬の吸入や内服の効果が不十分」

「苦しくて眠れない」、

「気管支拡張薬が手元にない」

などの時には、医療機関の受診が必要です。


なお、

ゼイゼイ、ヒューヒューしていても、顔色がよく、ぐっすり眠っている場合には、起こして薬を飲ませたり、吸入させたりする必要はありません。




<参考資料>

小児のアレルギー疾患保健指導の手引き

https://allergyportal.jp/wp/wp-content/themes/allergyportal/assets/pdf/tebiki-1_1.pdf

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