編集者の僕がRODHIA(ロディア)のメモ帳を使っている理由
僕自身が数年来愛用しているロディア(RODHIA)についてお話していきます。
ロディアは、ノートというよりは「メモパッド」といったほうが近いのですが、B6サイズで500円くらいの、小さいレポートパッドのようなものです。
ロディアはフランスの文房具メーカーで、少し気の利いた文房具店には売ってあります。
またツタヤやロフトなど、ちょっとだけ高い文房具が置かれているところには大抵揃えてあります。
ロディアにはサイズも小さいものから大きいものまでありますが、いくつかサイズがあるなかでも中くらいのものを使っています。
ロディアのカバー色にはオレンジと黒がありますが、僕は気分的にいつもオレンジを買っています。
また、同じカバーでも中身が5mm方眼のものとフリーノート(罫線なし)のものがあるようです。店頭で中身を見て購入するかたちです。
僕自身がロディアを見たのは、Smithという文房具店で扱われていたのを見たのがきっかけでした。
僕自身が気に入ったのは、ロディアの色、サイズ感、重量感です。
最初はちょっと高いノートだから大切に使おうという意識でいましたが、次第にその使いやすさに惚れ、毎回わざわざ遠出して買いに行くほどになりました。
僕自身の使い方で言うならば、ロディアのノートに
・取材した内容
・取材を経て自分が考えたこと
・現時点での仕事のタスクの整理
・自分の長期的短期的な計画
・新しいことを考える時のクリエイティブなネタ出し
をしています。
このブログのネタを出すときも、ロディアに書きつける形でタイトル案を出しています。
書いたノートは半年以上家に保管しています。
ロディアのメリット1 ページのサイズがちょうどよい
ロディアのメリットとしては、そのサイズ感です。
サイズが固定されているので、長く使っていると、次第にどれくらいの時間でどれくらいの分量を書けば十分か、ということが体感的に分かるようになります。
このメリットとしてはたとえば、「話のサイズがわかる」というものがあります。
例えば人の話を聞くとき。「ロディアのこのサイズで1ページならだいたい15分くらいだな」と目安がわかります。話を聞いた後はライティングに使うので、「15分くらいの話でロディア1ページにまとまるような話なら、だいたい1時間くらいで文章にできるな」といった目測が可能になります。
これがB5ノートだと半端になりますから、手頃なサイズであることが重要です。
ロディアのメリット2 不要なページを切り取れる
ロディアを2年使っていますが、地味に便利なのが「不要なページは切り取れる」ことです。
ロディアであれば全てのページに切り取り線が入っています。各ページに切り取り線が入っており、少し強めにひっぱるととれるのです。
これが便利で、後から見返してこのページは不要だなとかこのページを終えたなという場合には積極的に切り取りして処分するようにしています。
僕にとって、ロディアの小さいノートはここ最近で自分の頭の中で考えたことの全てが入っています。
思考をあらわすノートの中に不要なものがあると、思考を邪魔してしまいます。
切り取りを経てなお残ったページがより重要なわけですから、切り取ったノートは、自分にとって価値が上がります。
いわば、自分にとって必要なことだけが書いてあるノートができるわけですから、「残しておきたい思考だけが残っている」ことになり、非常に大事です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?