見出し画像

決断するということ

生きていると、様々な場面で決断を迫られることがたくさんあります。

どの大学に行くか,どの仕事に就くか、結婚するか、機内食で肉にするか,魚にするか?
どちらも捨てがたいけれども、選べるのは一つだけ。

皆さんは、どうやって決めているんでしょう?
他人に委ねる訳にはいきませんね。
他人に決定権を譲ると、あとで思うようなことにならないと、その人の責任、ってことになりかねません。

決断するということは,他のものを諦めることなんですね。

そして、その時の決断で本当に良かったのでしょうか?その時は良いと思っても、後から後悔することもあるでしょう。

人生でぶつかる問題に、そもそも正解はない。とりあえずの答えがあるだけ養老孟司 

医学の世界ではどうでしょうか?
歯科治療において、決断に迫られることはあります。
虫歯。診断はついたが,処置をどうするか?
削って樹脂を埋めるか,金属で詰めるか、今は,何もせずしばらく様子を見るか、抜くという選択肢もあったりして。

医療というのは、歯だけ、病気だけ見ていたのでは,治療方針は決まらないのです。その患者さんの生活、経済力、社会環境、嗜好品、癖、病気になり易いのか?年齢など、実に様々なことを考え、患者さんが納得してはじめて、処置に移る訳ですよ。

それでも、その処置が本当に良かったのかは,その時はわからないんですね。結果が出るのは,10年後とかだったりします。

君の処置は本当に良かったのか?経過を見ないとそれはわからない。だから経過観察をしなさい。
--- 黒田 昌彦 歯科医 ---

プライベートでは私の場合、決める判断基準は、ワクワクするか、ドキドキするかで決めることが結構あります。この決断にすると、ワクワク楽しい感じがするんだったら、それを選ぶ。
こっちを選ぶとドキドキする(悪い時のドキドキです。胸騒ぎに近い)のだったら選ばない。
そして、自分で決めた結果なので、将来的には受け入れるしかないですね。

皆さんは、どのように決めてますか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?