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#013 [lyric]ジェラシー
私を悪役にしたいの?
知らないふりで奪い合うの?
怖い程に広めた愛を
冗談でもやめて
平坦に終わらせたいの
事を大きくしたくないの
小声で褒めてあげているの
皮肉を添えて
ああ 綺麗な世の中だ
下水道みたいだ
もう一度生まれるなら
あなたになりたいわ 何度でも
汚れた私の持つ意味なんて
誰に届くの響くの 教えて
鏡越しに醜い顔を見下した
悲しみを独り占め!
気が付けば先は行き詰まる
イカサマ
#015 [lyric]インモスト
最近私は疲れているわ
嫌いな人には触れちゃいないのに
最近私は疲れているわ
義務も権利も投げ捨ててないのにな
励ましの言葉さえ思い出せなくて
宴 面倒で どうせあぶれると知ってるから
どんな物にも裏があり
きっと貴方逃げるでしょうね
忘れ物 知らん顔した
私だけ敵
知らず知らずのうちに気づいた
道理でここからはみ出ているわ
相槌すらもできていなくて
類いで集まる広場を離れる
言い訳と謝罪 交
#014 [lyric]palette
ああ 悩んでしまった
どうしようもないね
こんがらがった愛想笑いは
どこに置いたの?
襲われる前に
灯りを消したいんだ
義務を捨てて目を閉じたら
もうドロップアウト
ぶちまけてしまえ!
蹴った朝なんて乾かしとけ
投げ出して進め!
明日起きた時驚くように
ああ またやらかした
間に合わなくなった
筆が折れた 色が混ざった
アイデアも消えた
ふざけたことは
何だって許すよ
楽に生きて楽に死んで
#012 [lyric]プラント-改
馬鹿みたい 捩れた回路で
強がる 首を絞めている
稚拙な言葉選んだら
虚弱に吐いた暴言
きっとまだ感じ取れないんだ
毒吐く ゆり落ちていく葉
雑踏する街路歩いては
人の路地 溜まる白煙
仮初めの論理だから
言葉錆びつき説に満たない
蚤の市 奥の猫の手
誰も見ていない
どうにもこうにも傷がつくなら
応急手当じゃ足りない
結局あいつは使えないから
代わりを2,3個呼んどいて
水と油で中和したなら
#011 [lyric]化け猫
私は化け猫 この躰は
知らない誰かに借りてきた
いつも泣いてる子供たちも
今日は楽しくはしゃいでる
私は化け猫 紫の夜
オレンジのカボチャくり抜いて
灯りが灯れば始まる合図だ
「今夜の宴は長引くぞ」
ここいらで煩く騒ごうか
楽しくないんだな
対照色のワルツさえ
聴こえなくなっていく
いつかランタンの赤は消え
好き勝手にやった果て
最後に一つよろしいでしょうか
「ほらよこせやキャンディを」
と
#010 [lyric]朝の色
いつまでも続いてる
血の色の太陽が昇ってく
体まで凍えては
灰を燃やし右手を温める
現では音に出る
白々しい吐息を象って
枯れる日々募り果て
瓦礫探って虹を夢に見る
水彩の涙に縋っても
生きた色はただ腐るだけ
前も見ず一人歩いた
景色が動いた
いつか退屈を演じた星は
誰を慰めるのだろう
ここに生まれ出会わなければ
幸せになれたかな
無い朝を夙に恋い
静まり返れば琴を奏で
実る日を分け合って
#016 [lyric]グレーノイズ
ああ 下らない こんな言葉に意味などないな
努力は実らない 腐れの縁も無い
君の言葉 無いに等しくて流されている
昼夜を問わず 無彩色を辿ってた
いつになっても 薄っぺらい様な愛だけ置いて
常に逃げて 私を避けていた
この先の事は 何にも無い 考えてもない
盗まれた日々と 無彩色を辿ってた