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日本化粧品検定

2013年から始まった日本化粧品検定なる資格、
大学で化学を専攻していた私は、化粧品会社に就職したかったが、
当時はこのような資格もなく、男性ということでこの業界は狭き門だった。
当時は女性が主体となっていたのが、化粧品関係の業界。
今でも女性が圧倒的に活躍しているが、少しずつ男性がこの業界に進出してきたようだ。その背景に、こういった日本化粧品検定や化粧品成分検定といった化粧品関係の資格があるかもしれない。
アピールポイントが、わずかではあるができるようになった。

日本化粧品検定は、名前からは化粧品に関する知識が主体であるが、皮膚や髪や歯や爪等の身体の部分や美容やメイクなどに関する内容もあり、幅広い知識が必要になっている。
3級、2級、1級、特級があり、3級はWEB受験で、2級と1級は会場受験で取得できる。内容は3級と2級は美容に関する問題が多く、皮膚に関する問題もある。化粧品に関する問題は少ないようだ。
1級は幅広く化粧品に関する問題が多く、歴史や成分や法規の問題もある。
また髪や歯や爪に関する問題も出てくる。

3級はWEBで何度でも受けられるし、美容の初歩的な問題ばかりなので、ほぼ誰でも受かるだろう。
2級は美容とかメイクとかの問題が主体なので、女性にとっては比較的簡単なように思う、男性は少し苦戦しそうなないようである。
1級は化粧品が主体で、しかも成分の問題もあるので、化学専攻の人は比較的覚えやすい問題もある、ただほぼ女性しか使わないメイク化粧品については、男性の場合は改めて勉強しなくてはならない。
特級はコスメコンシェルジュという名称があり、1級合格後講習を受け、受験すると取得できるようだ。
私は3級と1級に合格して、特級コスメコンシェルジュを取得した。
私の頃は、1級合格すると、化粧品協会に入会し講習を受けるだけで、コスメコンシェルジュは取得できた。
2級はメイクの問題で減点となり、合格できなかった。

この資格を受験してみて感じたことは、女性だとそれほど勉強しなくても、日常生活の中で得ている知識が多いので、それほど難しくないように思う。ましてや、受験者のほとんどが美容業界で働いているので、合格率も高い。
ただ、美容業界で働いていない人特に男性は、かなり難しいようだ。
資格に役にたつとかたたないとか言われるが、この資格は仕事だけではなく、日常生活においてもかなり必要な知識も多いので、機会がある方は、一度受けてみるといいかもしれない。


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