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少子化と結婚

今世間で問題となっている少子化、
現実は子供どころか結婚さえしたくないと思っている男女が、
かなり多くいるようだ。

その背景にあるのが、現在の結婚制度。
かっては、男性が働いてお金を稼ぎ、女性が家事育児をやって家庭を守る。
そういった需要と供給が一致して、結婚が成り立っていった。
しかし、現在は女性も働くようになり、古い体質の結婚制度が、
徐々に崩れていった。
そうなると、男性も家事育児を一緒にやっていく必要が出てきたから。
分業でやっていたことが、お互い並行してやっていかなければならないため、
結婚にあまりメリットを感じなくなったのである。

男性目線で言うと、自分で家事をやるくらいなら、わざわざ自由な時間を奪われてまで、結婚したくない。
女性目線で言うと、同様に共働きになってまで、結婚したくない。
それがお互いの本音でもあるようだ。

それに昔は恋愛自体が自由にできなかったため、結婚するしかなかったけれど、
今はいろんな異性と自由に付き合おうと思えばできるので、
束縛されてまで、結婚したくないと思うのだろう。
ましてや子供ができれば、ほぼ束縛される、昔は老後子供がいれば、
面倒見てもらえる可能性があったが、今はそれも期待できない。
自分の好きなように生きていきたいと思うのが、自然かもしれない。

少子化は深刻な問題ではあるが、結婚という形でしかほぼ子供を持てない現実では、
それを止めることはできないと思うし、減っていく一方かもしれない。

子供を作ることと育てることを分業にしていかない限り、子供が増える可能性は、ほぼ無いと思っても過言ではないだろう。
不謹慎な発言ではあるが、若い男女が子供をたくさん作って、専門の人間が育てていくしかないだろう。
どちらもビジネスとして、役割分担していくのが、ベストだと思っている。
ただ、この方法を国が認めるだろうかと思っているし、かなり反対する人も多いだろう。
でもそれしか少子化を止める方法はないだろう。

女性が働く以上、子供を産み育てるのは、いくら男性のアシストがあっても、
私はかなり困難だと思っている、お互い仕事があるし、常に子育てというわけにはいかないだろう。
子供を産むのは女性しかできないし、誰が育てていくのかって問題も出てくる。
簡単に少子化対策というけれど、多くの問題が山積みになっていく。

私の案としては、四人婚いわゆる二夫二妻制にしたらと思っている。
男女四人が同意すれば、戸籍上夫婦として認められる。
そして二人が働いて稼ぎ、二人が家事育児に専念し、
その役割分担も、話し合いで変えることもできるルールにする。
子作りも含めて、すべてを話し合いで決めるルールにする。
倫理上の問題で反対意見もあるかと思うけれど、
別にそうするということではなく、現状の夫婦形態でもいいし、
選択肢を増やす結婚形態にしてほしいということである。

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