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【11】能率手帳GOLD



 この手帳を使い始めて、7年。来年2022年で八冊目。文具にそれまで以上に興味を持ち、楽しみ、こだわりを持ち始めたのはおそらく2014年だと思う。それまでも手帳は使っていたし、紙物、書くことも嫌いではなかったが今のようにどっぷりと文具の沼にハマっていたわけではない。毎年の手帳は気分でなにを使おうかと、大学生の頃はシステム手帳(ダヴィンチのM6)を使っていた。卒業し仕事に就いたばかりの頃は綴じ込みのを毎年気分で(予算的なこともあり)変えていた気がする。あまり、どれをどのように使うかにはこだわりもお気に入りもなかった。が、元から凝り性なところ、ハマりやすい性格だったこともあり、2014年にトラベラーズノートの存在を知り、そこからどっぷりと文具にハマり出したと思う。トラベラーズノートについては別の機会にまた詳しく書きたいと思います。
 そこから、IGをメインに色々な文具を知ることに、そして、知ったのが能率手帳GOLDの存在。その外見はまさに手帳の王道を突き進む風貌。黒のレザーにGOLDで年数、そして、小口は本金加工されており、高級感がとてもすごい。サイズは通常サイズと小型版の二種類。自分は使い始めた時から通常盤一択で今まで来ています。小型版は本当に小さく自分には少々スペースが足りないので。
 紙はクリーム色で白でないのがどことなく優しい雰囲気を持っていて、万年筆でも全く問題ない紙質に、ほかの手帳の選択肢は自分にはありえないですね。
 表紙に使われている皮はインド産のヤンピーという羊皮でこれは一月から徐々に柔らかくなり、手に馴染んでくるのが毎年の楽しみでもある。
 レイアウトは至ってシンプル、これもまた王道的な左ページに1週間(月曜日始まり)、そして右ページは空白とスケジュール管理には使いやすい作りなのではないでしょうか?基本的に用いられているカラーはグリーンで祝日には薄い赤色。グリーンというのは使い初めの頃はとても見慣れない色使いで、驚きもしましたが、今となってはこのグリーンがとても心地よい色合いとなり、他の手帳の色使いが逆ん新鮮味を持ってきました。
 ただ、まだまだ使いこなせていないなと思うところも。まずは後ろについている冊子、一年に二冊ついてくるのですが、いまだに一冊も使い切った事がない。勿体無い病で、これ自体で売られているわけではないので、使ってしまったら変えが効かないと思うとなかなかガンガン書いていけないんですよね。まぁその分、M5やトラベラーズノートが役に立つんですが。
 そして、初めの方にあるガントチャート、これもまた厄介な存在で、こんな長い期間使い続けていると言うのにここがまだまだ使いこなせない。毎年色々と考えて、チェックリストのように使ったり、ちょっとして予定を書き込んだりと…しかしまだまだしっくり来なかったりと。まぁこんな部分をどうしていくかを考えるのも楽しいんですけどね。
 これからも長い付き合いをしていきたい手帳の一つです。まずは十冊(10年)を目指して、使い続け、さらに使いこなして行きたいです。

 皆さんは使い続けている手帳や道具などにはどんな物がありますか?

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