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いきなり鉢にハマった話

多肉植物の時はそうは思わなかったが塊根植物やアガベを集め出すと気になるのは、もっとスタイリッシュに飾りたいということ。塊根のムチムチやアガベのトゲトゲはインテリアのアクセントになる。

実際には多肉も塊根もスリット入りプラ鉢(プレステラのような)に入れるほうが、鉢は温まりやすいし、排水や空気の循環がよくて乾燥気味に育てる植物にとってはいいらしい。

うちの多肉も最初はコーフンして盆栽用の鉢で揃えようと買い込んだが、ベランダに置くのに重いし動かしにくいので小さいうちは全てプレステラにしてしまった。

だが、塊根やアガベとなると話は別である。カッコいいお店やこだわりの人たちは鉢にも凝っていてインテリアとして成り立っている。

やはり家の中でその勇姿を愛でたい。

うーん、、まだ初心者なのにいきなり鉢かよと自分に呆れながらネット上を目を皿にして検索した結果、お気に入りの鉢がいくつも見つかった。

最初の導入としては信楽焼である。 
信楽焼特有の粗い陶土が、透水性に優れていて、多肉植物のように水はけのよい土壌を好む植物には向いているらしい。

「金の生る木」の鉢をエコプラスチックにしていたら、とある強風の日にひっくり返っていて慌てたので、金の生る木には信楽焼の高脚で筒型ボディに金彩の入った鉢を与えた。ずっしり感があってよく似合ってる。

金彩は加える水の量によって、釉の濃淡が生まれたり釜の部位による温度変化にも左右されたりと個体によって全く違う模様になるらしい。またこの鉢には大きすぎるくらいの底穴と極太の脚が3個ついていて、抜群の通気性で素早く排水することができて、まさに多肉植物向きである。

その他に信楽焼ではかみ山陶器の寸胴鉢やKAMIYAMA UFO POTという変わった形の鉢が目に留まった。

信楽焼をおさえたら、プロトリーフで見て前々から気になっていた圭介窯のタコモノシリーズを探した。圭介窯はタコモノとトゲモノが有名で、タコモノは足の数によって値段が違う?(8本とは限らない)みたい。だが、そもそも扱っている店が少ない上にほとんどが売り切れていて、欲しい大きさのものもない。そこで作家の永吉圭介氏のインスタからDMを送って問い合わせてみたところ、今あるタコモノを紹介してくれた上に直販していただくことができた!なんというラッキー!素敵な12本足の黒い鉢が届いたとき、小さなミニトゲモノ鉢のおまけ付きというサプライズに歓喜した。

そして満足感に浸ってプラ鉢をネットで購入している時に見つけたトゲポット。SHALLOWというお店でここはスタイリッシュな鉢がたくさんあるけど、なかなか人気らしくて売り切れも多い。トゲポットも欲しいMサイズは売り切れでもう入荷しないというから大きめのLサイズを購入した。

他には狂鉢のバベルなんかも欲しかったし探し出すとキリがないけど、陶器製の鉢はかっこいいしインテリアにもなじむものの、とにかく割れないように気を遣うし重い。

特に多肉類は外で日光や風にさらさないといけないので家に飾るとしても出し入れが頻繁になるしなあ。。。

その点からもプラ鉢が扱いやすい上に今はカッコいいプラ鉢がたくさんある。

BLACK PLASTIC POTは厚みがあって重厚感のあるプラ鉢。塊根植物を扱う店でもよく使われている。
↓このRAFLUMで購入したアラビカムもそうだ。

高低差のある崖面を表現したPLASTIC POT CLIFF。卵が割れたような断面で見る角度で雰囲気が変わる。。

3Dプリンタではもっとデザイン性の高いプラ鉢がたくさん出ていて驚く。(陶器並みの値段がする)

そんなわけで、さんざん陶器の鉢を買って植え替えを楽しんでおきながら、また塊根やアガベが増えたら(まだ増えるのか?!)、今度はカッコいいプラ鉢を買おうと思うのであった。




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