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「本当のファン」とは何か。

「本当のファン」論争はSNSが発展していろんな人が自分の意見をネット上に発信できるようになったことからこの論争は過熱してきたように思います。今回はこれについて述べていきます。特に野球に関してです。

まずはファンの辞書での意味を確認すると「ファンとはスポーツや芸能、また選手・チーム・芸能人などの、熱心な支持者や愛好者。fantatic(熱狂者)の短縮形」であり、英語での意味は「 someone who has extreme political or religious ideas and is often dangerous.   someone who likes a particular thing or activity very much」となっており、翻訳すると「極端な政治的や宗教的思想を持ち、特に危険な人。特定のことや活動が大好きな人」となります。

ファンの意味を確認したところで、次はツイッターなどで見られる「本当のファン」の定義をまとめると

・ダメならダメ、評価できるところは評価する ・あらゆる野球のデータについて詳しく知っており、そのデータを駆使して選手を評価できる。    ・1軍だけでなく、2軍の成績にも精通している。                                                                   ・打撃理論やキャッチャーの配球、ブロッキング、フレーミング技術に熟知しており、それを使い選手を評価する。

などなど、いろいろありますが、私はこの条件に当てはまるのはほとんどなく、「本当のファン」ではなく、私は自称ドラゴンズファンですね。

さて、この話の本質ですが「本当のファン」というのは自分の予想ではチームや選手に迷惑をかけているファンに対してその人達とは区別するために「本当のファン」を使い始めたのが、段々と自らの応援スタイルとは違う応援スタイルをしている人を攻撃するために使われていったような思いがします。私のフォロワーさんで私に色々と野球について教えてくださる方が言っていましたが、「匿名のツイッターでマウント取って勝っても何の意味もないよ。」とこの言葉を思い出しこの論争の裏にはツイッターという人間の嫉妬、軽蔑、怒り、を集めた一見非常に広い世界のように見えるが、本当は非常に狭い世界の中で他よりも自分が少しでも優位に立つことで自らを表現したいという欲求を満たすために使われているのとも思いました。

最後にもしこの「本当のファン」論争を見かけたら、この論争に足を踏み入れることなく、自分の応援スタイルを貫いていただいて、自分の贔屓のチームの応援に精進していくべきです。この論争に足を踏み入れるのは危険ですから。





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