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【4/25 巨人3-2中日】明暗を分けたフォアボール

皆さんこんにちは。ドラスタ | Dragons Stats (@dragons_stats)です。
4/25 巨人戦 [東京ドーム] の分析記事です。

本記事のデータは、主にNPB公式および日刊スポーツ様から集計しています。独自集計のデータがほとんどですので、一部実際の数値とずれている場合があるかもしれませんがご容赦ください。もし見つけたら教えて頂けると助かります。



データ分析

柳裕也のピッチチャート(全投球プロット)

今日はほとんどのボールがゾーン低めに集まっており、投球内容としては文句なしといったところではないでしょうか。フォークは左打者のアウトコースに、スライダーは右打者のアウトコースにしっかりと投げ込めており、完璧に近いと言えます。今日の球審はややストライクゾーンが広めに感じましたが、ゾーンを広く使えるときの柳は本当に支配的なピッチングをしてくれます。球審のゾーンが狭い時はどうしてもフォアボールが多くなってしまいますが…(笑)
総じて、今日はやはりあの一球に泣いたとしか言えないですね…

柳裕也のピッチチャート(球種別打撃結果)

ホームランの赤いプロットが憎たらしい…

今日も菅野に苦戦する結果に

ストレート・スライダー・カットボールがそれぞれ同数程度、曲がり球のコンビネーションで抑えるスタイルです。ピッチチャートを見るとストレートがそれなりに捉えられた点はポジティブな要素でしょうか。一方で今日もスライダーが全く打てませんでした。相当曲がりの質が良いんでしょうねえ…

問題は坂本の前のフォアボール

結果的には坂本選手に捉えられた一球が敗因となったわけですが、真の原因はその前の佐々木に与えたフォアボールだと思います。

今日一日だけで比較しても佐々木に比べて坂本の打席内容が良かったのは明らかで、あの場面は佐々木と真っ向勝負すべき状況でしょう。1点を嫌った結果3点失ったわけです。

とはいえ、柳は5回までは完璧なピッチングでしたし、結果として6回3失点は先発の役割を十分果たしていると言えます。調子が良かった中で勝てなかったのは本人にとってショックかもしれませんが…

まあみんな切り替えて、土曜からの本拠地カープ戦でまたスイープしてやりましょう!!


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