祝サブスク解禁！久保田利伸のススメ

最近めっきり寒くなってきて、いよいよ冬本番といったところですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？

さて、今回のテーマは日本R＆Bの始祖、キングオブJソウルこと久保田利伸さんです。

久保田さんと聞いて、ほとんどの人が思い浮かべるのが....

LA・LA・LA LOVE SONG

言わずと知れた名曲ですね。ご存知の方も多いと思いますがサラッと説明すると、

1996年5月13日にリリースされた久保田利伸16枚目のシングル。この曲はナオミ・キャンベルとのコラボ曲で、ドラマ「ロングバケーション」の主題歌に起用された。

といったところでしょうか。

しかし、久保田さんの曲、LALALA 以外知ってる曲ないなあ...って人多いのでは？

それ、非常にもったいないです。

ということで、今回は私が独断と偏見で選んだ

おすすめの久保田利伸のアルバムを5枚紹介します！

追記:この記事の執筆段階では久保田利伸の曲がサブスクでは聴けなかったのですが、10/16に全楽曲がサブスク解禁となったので、apple musicのリンク付きでご紹介します！

① SHAKE IT PARADISE

1986年にリリースされた久保田利伸の1stアルバム

シングルカットされていないのに超絶人気が高く、久保田利伸の代表曲となった｢流星のサドル｣、｢Missing｣を収録。特に｢Missing｣は久保田のコンサートを見に行ったファンが口コミで楽曲の良さを広めたという。歌謡曲のテイストと彼のルーツであるR＆Bテイストが上手く調和した1作。

② Such a Funky Thang！

1988年リリースの3rdアルバム。

｢Dance If You Want It｣を初めて聴いた時、これを日本人が制作しているとはとても思えなかった。歌っている言語は日本語であるはずなのに...

別の世界に放り込まれたような感覚が味わえるこのアルバムは、久保田が自身初となる海外レコーディングを行った作品。当時のチャートでは見事に1位。Rod Antoonをプロデューサーに迎え、更に本格的なR＆Bの世界に踏み込んだアルバムである。上質なクワイエットストーム、｢Indigo Waltz｣が収録されているのも美味しいポイント。

③ BONGA WANGA

1990年リリースの4thアルバム。

大学時代アフリカ研究会に所属していたという久保田。そんな彼がアフリカ音楽の要素を取り入れた楽曲｢MAMA UDONGO～まぶたの中に...～｣がこのアルバムに収録されている。他にも、ロック色の強い｢MIXED NUTS｣や、隠れ名曲として名高いバラード｢君に会いたい｣など盛りだくさんの内容。

④Timeless Fly

2010年リリースの12thアルバム。

いきなり時代飛んだけど、最近の久保田も凄いんだぞ！ということで。このアルバムはMISIA、JUJUと言った実力派女性シンガーとのコラボや、KREVA、WISE、Taranturaと言ったラッパーとのコラボなど、とにかくコラボづくし。

中でも驚いたのは、アルバムのラストに収録されている｢Moondust｣に、あの小泉今日子がポエトリーリーディングという形で参加していること。マジで祭りみたいなアルバムだけど、マイケル・ジャクソンへのリスペクトを込めた｢STARLIGHT｣、AL B Sure！の楽曲をサンプリングした｢24/7～NITE AND DAY～｣など、コラボ以外の聴きどころも充分 。

⑤ L・O・K

2015年リリースの15thアルバム。

タイトルは｢Lots Of Kisses｣の略で、人生がもたらすあらゆるものへの感謝が込められたアルバム。車のCMで聴いたことある人もいるであろう｢Bring me up！｣「Upside down」などのシングル曲は、最近のライブで演奏される機会が多いのでチェックして損なし。今作唯一のフィーチャリング曲｢Cosmic Ride｣は、最近某アニメのEDにも参加しているAKLOのラップが楽しめる。後半に収録の｢Da Slow Jam｣は、力を抜いてゆったりしたい時に聴くとおすすめである。

以上、5枚紹介しましたが、いかがでしたか？

もちろんここで紹介したもの以外にも素晴らしいアルバム、曲がたくさんあります！

この記事をきっかけに久保田利伸の音楽を少しでも好きになって貰えたら幸いです。

ではではまた次の記事で！

ロスインペラダイ！ナイダンデイフェディンガウ！