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天骨くん、キミ、殺気出過ぎだよ。

天骨くん、キミ、殺気出過ぎだよ。
居合の稽古の時、和田先生によく指摘される。
そう言われてみると、確かに出てるわ。
殺るぞ!殺るぞ!というのが身体から立ち上がっていて、
相手に挑みかかるような気持ちになってしまっている。
これは武術的には下の下ですね。
最悪です。

私のように、競技格闘技、競技武道の世界から こういう武術世界に入ってくる人間は、どうしても勝負とか強さに頭が行ってしまって、その先の部分まで到達する事が難しくなっている。

居合という武術は相手がいるわけではなく、あくまでも想定した相手に向かっての抜きつけであり、むしろその先に“自分の心”が関わってくる。
まさに禅の世界に通じるものがあるのだ。
常に死と向かい合う精神の力こそ養うべきものであり、
技術はその後である。
これは何も居合に関してのことだけではなく、
その他の武道にも共通する精神性であり、
これこそが日本武術、日本武道の究極の到達点ではないだろうか。

この計り知れない武術的精神性の中にこそ宇宙があり、
私はまさにそれを己の身体と精神によって追求しようとしている。
単なる習い事、稽古事ではなく、人生をかけるだけの価値がそこにあると信じている。

私も来年の三月から四段審査を受ける事になる。
少しでもいい、1センチでも1ミリでも前に前進するために日々の稽古を積んでいくしかない。
なんか今回はまともな事書いてるな~。
居合に興味ある人は私に言って来てくださいね~。
教えますんで。

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